shidasyo:ここからはまたお手元にある図なんですけれども、『在宅ワークが就労支援に広まらない理由』というこんな図です。
『在宅ワーク』とありますが、『在宅ワーク』とありますが、ここで言う在宅ワークとは、かなりクラウドソーシング寄りのイメージで図を作ってしまったかもしれません。
在宅ワークはともかく、私はとりわけクラウドソーシングについては、絶対に就労支援に取り入れたほうがよいと思っているわけではありませんし、誰にでも合うものだとも思いません。
なんというか、私のような人間からはこう見えているのかという感覚で、何かのヒントにならないかと思いました。
私が総合的にこれをまとめて、各分野に分けて、「こうだったらいいのに」っていうのを話せば、クラウドソーシングを含む在宅ワーク、このテーマに着目する方同士で横につながるきっかけが作れないかなと。
知見を持ち寄った結果、就労支援業界に限って言えば、これは微妙だな、やっぱり難しいなという結論しか出なかった場合でも、支援者・当事者ともにクラウドソーシングに期待する人がたくさんいる現状、それは前進だと思います。
ちょっとサクッと読みます。手元の同じ図を読んでいるだけです。全ては在宅ワーカー志望の就労困難者のところに書いてある、『心が折れる』に集約します。
すみません。これは言いたい放題になっちゃって。行政の価値観、無知、無関心。福祉事業所の事業内容にダイレクトに影響する。
企業さん。ノウハウや前例が少ないことによる様々なコストとリスク。
身近な方。家族、友人、時に支援者の場合もありますね。偏見、決めつけ、不安。単純に心配なんですよね。報酬の額面が低いことを働き方のせいにしたり、ネットビジネスだと誤解してしまう。
実際、在宅ワーカー志望の方って先に調べてきているので、みんな、こういうものだっていうのは分かっています。みんなが、周りが誤解してやる気をそいじゃうってことが結構あります。せめて知った上で、「こういう理由で」というふうにそいでほしい。偏見でそがれると本当にもったいないなって思います。
既存のプラットフォームは就労支援を目的として作られていない。クライアントは良いこととか弱者支援をしたいんじゃなくて、確実に成果物を上げてくれる人を見つけたいだけです。
そもそも認知されてない、知らないということもあるので、就労困難当事者は心が折れます。
福祉、雇用、行政、プラットフォームの4つに分けて、これを説明していきます。
最初に『こうだったらいいのに、福祉編』。
こんなふうになったらいいなっていうのを、私の独断と偏見で話していきます。
ピア的なクラウドワーカー。衣食住に困るレベルの困窮、福祉に頼った経験、メンタル系に限らず何か大きな病気とか、社会的孤立の経験があるとか。例えば、私みたいな感じですね。多分探せばいると思うので、こういう人がいると相談できるのかなと思います。
それと、あとは、クラウドソーシングを含む在宅ワークに詳しい支援員さんがいれば、もっと柔軟な選択肢が作れそうじゃないかなと思います。私、柔軟にできるところとできないところを具体的によく分かってないのにあれなんですけど、そんなふうに思ったりします。
あとは、これ、A型では特に難しいと思うんですけれども、自身の事業所に在宅ワークやクラウドソーシングを取り入れノウハウを蓄積するA型さん、B型さん。
それから、そういう分野や現状に詳しい福祉担当者さんや役所の方とかです。これは企業さんとか福祉事業所さんの取り組みを理解・促進する。
『雇用編』です。発注実績を見える化することで、企業さんやクライアントが社会貢献している客観的な証拠としてカウントされ、そこに助成金がつく制度とかがあったらいいなって、某市の提言の時に言っていたんですね。分からないです。将来的にそういうことがあったらいいなと思うんですけれども。
今は0.5人とかパートの時にカウントすると思うんですけれども、例えば、総計で報酬8万円分の仕事を手帳を持っている人に発注していたら、これは0.3人って数えていいよとか、ペナルティがつかないよとか、あったらいいなってちょっと思ったりします。
あとは、CSRの観点とか、ソーシャルグッドとか、SDGsの見える化とか。今、流行りですけどね。そういうのがあったらいいなと思います。
これはちょっと微妙なんですけど、雇用側・労働者の双方にとって、職を変えること、クビにすることが、もっとラフで深刻じゃないことになればいいのにと思ったりします。本来、仕事は生活の糧を得ることが目的なので、根性とか無能とかそういうのは取り外したらいいんじゃないかなって。
あとは、すいません。こちらの市はすごい都会でした。私の住んでいる市の感覚で言っていたので、失礼にあたることが書いてあるかもしれません。
『リモートワークを試したり、クラウドソーシングプラットフォームを触ってみる』って書いてあります。この辺ですね。多分こちらの市では、企業さんで興味のある方は、そういうことをされているところも多いと思う。私の住んでいる市だと、田舎とか言っちゃいけないんですけど、何にせよ「危なくない?」みたいな感じだったりするので。リモートワークを試してみる。これは、障がい者雇用以外の面でもメリットがあるし、逆にデメリットも分かる。クラウドソーシングで外注を実際にしてみると、イメージがわくというのがあります。
(続く)
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※こちらは2022年夏に行った講演会の文字起こしです。
『就労支援目線でクラウドソーシングのお話をします』
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