Aaveで年利重視の資産運用

Shozao
2025/09/23 11:59

Aaveを使い始めて、ある程度まで理解できるようになりました。1つ分かったこととして、Aaveの年利は、使用するネットワークに応じて、年利の差があることです

実際にAaveで使用できるネットワークのうち、円建てステーブルコインJPYCが採用するブロックチェーン2つを厳選して、今回、手短いに解説しようと存じます

Aaveを使用して分かったネットワークごとの年利

Aaveは、使用するブロックチェーンのネットワークによって年利が違ってきます

実際に年利がある暗号資産やステーブルコインを厳選してお伝えすると、以下の暗号資産やステーブルコインになります

暗号資産(Polygonネットワーク)
・WETH：0.56% / 年
・POL：0.25% / 年
・WPOL：0.25% / 年
・LINK：0.02% / 年

ステーブルコイン(Polygonネットワーク)
・USDT0：5.09% / 年
・USDC：4.86% / 年
・DAI：4.56% / 年

レイヤー1の「Avalanche(アバランチ)」に変えると、以下のとおり

暗号資産(Avalancheネットワーク)
・WETH：1.62% / 年
・AVAX：1.39% / 年
・WAVAX：1.39% / 年
・LINK.e：0.04% / 年
・BTC.b：0.84% / 年
・sAVAX：0.25% / 年

ステーブルコイン(Avalancheネットワーク)
・USDC：6.88% / 年
・AUSD：3.91% / 年
・USDt：4.48% / 年
・GHO：12.68% / 年
・EURC：2.08% / 年
・DAI.e：3.26% / 年

PolygonネットワークとAvalancheネットワークは、2025年の年内に発行される円建てステーブルコイン「JPYC」で使用されるブロックチェーンのネットワークです

それぞれのネットワークに応じた効率的資産運用

全体的に見ると、Aaveでステーブルコインのみの運用するなら、Polygonネットワークが良さそうです。Aaveで暗号資産のみの運用に限るなら、Avalancheネットワークが良さそうです

つまり、以下の用途に合わせて使用するのが効率的資産運用に役立てます

AaveのPolygonネットワーク

Polygonネットワークを使用して暗号資産運用しても、年間で受け取る利息が微々たるものです。しかし、USDC・DAI・USDT0を使用したステーブルコイン運用に切り替えることで、1年で受け取れる利息が多くなります

Polygonネットワークを使用した運用をしたいなら、ステーブルコインが良いです

AaveのAvalancheネットワーク

Avalancheネットワークは、全体的な運用に適しています。とくにWETH・AVAX・WAVAX・BTC.b・sAVAXと言った暗号資産運用で得られる年間利回りがPolygonネットワークよりも高いです
さらに、ステーブルコインはとても顕著に現れており、GHOが年利10%を越えています。EURC・USDt・AUSDと言ったステーブルコインは、Polygonネットワークでは扱っていないため、これらのステーブルコインを運用に回すには最適です
しかし、DAIの運用はPolygonネットワークよりも低めの年利となっていることから、DAIを使った運用をしたい時は、AvalancheネットワークよりPolygonネットワークの方が良いと思います

Avalancheネットワークは、Aaveで暗号資産やステーブルコイン共に、年利が高く、非常に良いAaveに適したネットワークです

今回のまとめ

Aaveを使用する際、年利は使用するネットワークに応じて異なることが分かります

Polygonネットワークを使用する場合、暗号資産の年利はWETHが0.56％、POLが0.25％、WPOLが0.25％、LINKが0.02％です。一方、ステーブルコインの年利はUSDT0が5.09％、USDCが4.86％、DAIが4.56％です

Avalancheネットワークを使用する場合、暗号資産の年利はWETHが1.62％、AVAXが1.39％、WAVAXが1.39％、LINK.eが0.04％、BTC.bが0.84％、sAVAXが0.25％です。一方、ステーブルコインの年利はUSDCが6.88％、AUSDが3.91％、USDtが4.48％、GHOが12.68％、EURCが2.08％、DAI.eが3.26％です

PolygonネットワークとAvalancheネットワークは、2025年の年内に発行される円建てステーブルコイン「JPYC」で使用されるブロックチェーンです

Aaveでステーブルコインのみの運用をするなら、Polygonネットワークが適しています。Aaveで暗号資産やステーブルコインを運用に限るなら、Avalancheネットワークが適しています

Avalancheネットワークは、全体的な運用に適しており、特にWETH・AVAX・WAVAX・BTC.b・sAVAXといった暗号資産運用で得られる年間利回りがPolygonネットワークよりも高いです

さらに、ステーブルコインはとても顕著に現れており、GHOが年利10％を越えています。EURC・USDt・AUSDといったステーブルコインは、Polygonネットワークでは扱っていないため、これらのステーブルコインを運用に回すには最適です

しかし、DAIの運用はPolygonネットワークよりも低めの年利となっていることから、DAIを使った運用をしたい時は、AvalancheネットワークよりPolygonネットワークの方が適しています

Avalancheネットワークは、Aaveで暗号資産やステーブルコイン共に、年利が高く、非常に良いAaveに適したブロックチェーンです

免責事項

AaveはDeFiの一種に数えられるインターネット上のフィンテックサービスで、自己管理が基本となります

DeFiを利用する時は、「スマートコントラクトリスク」「規制リスク」「流動性リスク」「プラットフォームリスク」といったリスクや危険が伴います。どれもDeFiで甚大な危険とリスクを自らが負うこととなるため、くれぐれも安易に大金を投じないことが大切です

暗号資産やステーブルコインを使用したサービス利用は、日本国憲法の規制範囲外で、常に安全ではないことを覚悟しなければなりません

日頃から暗号資産やステーブルコインの最新情報を注視し、規制に遭われる前に暗号資産やステーブルコインを安全な場所に避難させるなどの自己防衛を徹底するように心がけてください

くれぐれもご注意ください

さいごに

今回は、Aaveで使用できるネットワークのうち、円建てステーブルコインJPYCが採用するブロックチェーン2つを厳選して解説しました

Aaveにおける年利は、選択するブロックチェーンネットワークによって大きく異なることが明らかになりました。PolygonネットワークとAvalancheネットワークは、それぞれ独自の特徴を持ち、暗号資産とステーブルコインの運用において異なる利回りを提供しています

ステーブルコイン運用に注目すると、Polygonネットワークは4.56％から5.09％の年利を、Avalancheネットワークは3.26％から12.68％の幅広い年利を実現しています。暗号資産においても、AvalancheネットワークはPolygonネットワークと比較して、より高い年間利回りを提供しています

とくに、AvalancheネットワークのステーブルコインGHOは12.68％という魅力的な年利を提供し、他のネットワークでは扱っていないEURC、USDt、AUSDなどのステーブルコインも運用できます。ただし、DAIのような特定の資産については、Polygonネットワークの方が有利な場合もあるため、注意が必要です

DeFiサービスを利用する際は、高い利回りに惑わされることなく、スマートコントラクトリスク、規制リスク、流動性リスク、プラットフォームリスクなどを十分に理解し、慎重に判断することが重要です

常に最新の情報に注意を払い、自己防衛の姿勢を忘れないことが、暗号資産やステーブルコインを活用する上で最も大切な心構えとなります

さいごまで読んでいただき、ありがとうございました

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