

こんにちは!こんばんは
新年度に入って、多くの人々があたらしい場所、あたらしい同僚、あたらしい働き方で慣れるまで時間をかけているかと思います。それが終われば、4月下旬からゴールデンウイークに突入します。ゴールデンウィークに入ると、多くの方々が国内か海外かに分かれて移動するかと思います
関西国際空港は、羽田と成田に並んで、関西圏の『空の玄関口』と呼ばれ、より多くの公共交通機関が関西空港まで運んでくれます
しかし、多くの公共交通機関があるとはいえ、どれが本当に安くて速く移動するのかを知るよしもなく、実際にはその真実を知る人々が大勢いません
今回、関西国際空港へ安くて速く移動する方法を独自の調査で明らかにしていこうと存じます

関西国際空港へ行く公共交通機関の中で、鉄道以外の公共交通機関だと『リムジンバス』『高速バス』が存在します
とくに関西国際空港では、成田空港や羽田空港とは違い、京都、奈良、神戸などと言った関西圏の観光地への移動をリムジンバスや高速バスが担っています
関西国際空港公式HPで確認できるリムジンバスと高速バスは以下のとおり
【関西国際空港⇒大阪市内】
・関西国際空港⇒大阪空港(伊丹)
・関西国際空港⇒大阪駅前
・関西国際空港⇒大阪城・日本橋
・関西国際空港⇒近鉄上本町
・関西国際空港⇒OCAT(なんば)
・関西国際空港⇒南海なんば駅
・関西国際空港⇒USJ
【関西国際空港⇒大阪市郊外】
・関西国際空港⇒泉北ニュータウン
・関西国際空港⇒茨木
・関西国際空港⇒千里中央
・関西国際空港⇒枚方市
・関西国際空港⇒東大阪
・関西国際空港⇒守口(第2ターミナルから)
【関西国際空港⇒兵庫県】
・関西国際空港⇒尼崎
・関西国際空港⇒西宮
・関西国際空港⇒神戸三宮
・関西国際空港⇒姫路
【関西国際空港⇒奈良県】
・関西国際空港⇒学研都市
・関西国際空港⇒奈良
・関西国際空港⇒大和八木
【関西国際空港⇒京都府】
・関西国際空港⇒京都
【関西国際空港⇒和歌山県】
・関西国際空港⇒和歌山
高速バス、リムジンバスの多さが羽田空港と成田空港との大きな違いではないでしょうか。では、『関西国際空港⇒大阪駅前』『関西国際空港⇒大阪城、日本橋』『関西国際空港⇒近鉄上本町』『関西国際空港⇒OCAT(なんば)』に絞って、それぞれの所要時間を見てみましょう
1.関西国際空港⇒大阪駅前:58分
2.関西国際空港⇒大阪城、日本橋:60分
3.関西国際空港⇒近鉄上本町:51分
4.関西国際空港⇒OCAT(なんば):48分
所要時間が短いのは、OCATまで目指す高速バスが48分で大阪市内に着きます。その次に短いのは近鉄上本町まで目指す高速バスが51分とOCATに比べて3分増しで大阪市に入れます
では、通年通してのリムジンバスと高速バスの値段を見てみましょう
それぞれのお値段は、以下のとおり
1.関西国際空港⇒大阪駅前:1800円
2.関西国際空港⇒大阪城、日本橋:1800円
3.関西国際空港⇒近鉄上本町:1800円
4.関西国際空港⇒OCAT(なんば):1300円
よく確認すると、OCATまで目指す高速バス、リムジンバスの方が片道1300円で移動できることが分かります。しかし、大阪駅前・大阪城・日本橋・近鉄上本町まで目指す高速バス、リムジンバスが一律1800円で移動できるのは驚きです
所要時間、お値段が分かったら、1分あたりの乗車運賃が明らかになっておりません
さいごは、4つの高速バス、リムジンバスの1分あたりの乗車運賃を発表します。それぞれの1分あたりの乗車運賃は以下のとおりです
1.関西国際空港⇒大阪駅前:31円/1分
2.関西国際空港⇒大阪城、日本橋:30円/1分
3.関西国際空港⇒近鉄上本町:35円/1分
4.関西国際空港⇒OCAT(なんば):27円/1分
ここで、関西国際空港から大阪市内へ向かう高速バス、リムジンバスの中で【隠れた関西国際空港方面行きの高速バス、リムジンバス】が見えてきました
1分あたりの乗車運賃を見比べると、最も最安なのがOCATまで目指す高速バス、リムジンバスですが、その次に安いのは、大阪城や大阪日本橋を目指す高速バス、リムジンバスの順になります
もし、関西国際空港から大阪市内に入りたくても、コストパフォーマンスを求めるなら、大阪城や大阪日本橋を目指す高速バス、リムジンバスを使うのが望ましいです
しかし、どうしても安さ重視で高速バス、リムジンバスを使って大阪市内に入るなら、OCATまで目指す高速バス、リムジンバスを使うのが良いです
このように、関西国際空港は非常に多くの高速バス、リムジンバスを出しています。京都、奈良、神戸、和歌山に向かう高速バス、リムジンバスも出ています
関西国際空港まで高速バスやリムジンバスで移動する方向けの結論で、大阪市内から安くて速く移動するなら、OCATから関西国際空港を目指す高速バス、リムジンバスの方が1番良いです。「所要時間」「お値段」「1分ごとの乗車運賃の安さ」3拍子が全て完璧に揃っており、OCAT周辺には多くのホテルやビジネスホテルが点在していて便利です
でも、できるだけ観光地の近くから関西国際空港を目指したいなら、1分ごとの乗車運賃の安さが2番目に安い『大阪城・大阪日本橋』から出る高速バス、リムジンバスを使ってください。所要時間とお値段はOCAT発着が良いのですが、安さのあまりなかなか乗車できないリスクを持ちます。そのことから、もしも、目的の高速バス、リムジンバスが乗れなかった時の保険として、大阪城・大阪日本橋から発着する高速バス、リムジンバスを使うと良いです

高速バス、リムジンバス以外の公共交通機関だと、電車が候補に上がります
1.JR「特急はるか」:関西国際空港⇒天王寺、大阪、新大阪、京都
2.JR「関空快速」:関西国際空港⇒天王寺、大阪環状線
3.南海「特急ラピート」:関西国際空港⇒南海なんば
4.南海「空港急行」:関西国際空港⇒南海なんば
電車で関西国際空港を向かう場合、JR線か南海線のいずれかを選ばないといけません。どちらが関西国際空港への移動が適しているのかを数字で可視化してみましょう
まず、それぞれの所要時間です
1.JR「特急はるか」関西国際空港⇒天王寺:49分
2.JR「関空快速」関西国際空港⇒天王寺:46分
3.南海「特急ラピート」関西国際空港⇒南海なんば:46分
4.南海「空港急行」関西国際空港⇒南海なんば:44分
所要時間は、JR線で利用すると最速で46分。南海線で利用すると最速で44分で着くことが分かります。次は移動距離です
1.JR「特急はるか」関西国際空港⇒天王寺:46km
2.JR「関空快速」関西国際空港⇒天王寺:46km
3.南海「特急ラピート」関西国際空港⇒南海なんば:42.8km
4.南海「空港急行」関西国際空港⇒南海なんば:42.8km
それぞれの移動距離は、大阪市中心部に近い「南海なんば駅」の方が移動距離が42.8kmと短いです。その次は、お値段です
1.JR「特急はるか」関西国際空港⇒天王寺:1890円
2.JR「関空快速」関西国際空港⇒天王寺:1060円
3.南海「特急ラピート」関西国際空港⇒南海なんば:1490円
4.南海「空港急行」関西国際空港⇒南海なんば:970円
安さで言うと、明らかに南海線の空港急行が最も安く関西空港まで目指せます
ここからは『1分ごとの乗車運賃』『1kmごとの乗車運賃』を見てみましょう
まずは1分ごとの乗車運賃です
1.JR「特急はるか」関西国際空港⇒天王寺:38円/1分
2.JR「関空快速」関西国際空港⇒天王寺:23円/1分
3.南海「特急ラピート」関西国際空港⇒南海なんば:32円/1分
4.南海「空港急行」関西国際空港⇒南海なんば:22円/1分
1分ごとだと、関空快速と空港急行との差が1円と僅差ですが、さほど変化がありません。唯一の大きな差が出来ているのは、特急はるか号と特急ラピート号です。その差は6円とかなり大きいです。コスパの悪さでいうと、特急はるか号がとてもコストパフォーマンスが悪いです
さいごは1kmごとの乗車運賃です
1.JR「特急はるか」関西国際空港⇒天王寺:41円/1km
2.JR「関空快速」関西国際空港⇒天王寺:23円/1km
3.南海「特急ラピート」関西国際空港⇒南海なんば:35円/1km
4.南海「空港急行」関西国際空港⇒南海なんば:23円/1km
1kmごとの乗車運賃で見比べると、やはり特急はるか号のコストパフォーマンスの悪さが大きく出ています。逆に関空快速と空港急行の1kmごとの乗車運賃が共に1kmごと23円と一緒であることから、そこまで気にすることなく利用しても良いとの判断を下すことができます
関西国際空港までを電車で移動するなら、JR線だと関空快速。南海線だと空港急行を使いましょう。最近、南海電鉄がVISAやJCBといったクレジットカードのタッチ決済に対応したので、Suicaなどの交通系ICカードならJR線を使うのが良いです
逆に手元の交通系ICカードの残高が不足しているのであれば、クレジットカードのタッチ決済に対応している南海線を使うと良いです
所要時間や移動距離の短さだと、完全に南海線が有利ですが、JR線だと大阪、新大阪、京都、神戸へのアクセスが考慮されていることからJR線が全くダメではありません。そのことから、JR線を利用するなら、関西空港から大阪駅、京都駅に向かって移動するなら最適です
関西国際空港は関西圏の重要な交通拠点であり、リムジンバスや高速バス、電車など運行されています。これにより、観光地へのアクセスが便利ですが、どの交通手段が安くて速いかはあまり知られていません
関西国際空港から大阪市内への移動手段としては、リムジンバスや高速バスがあり、特にOCAT行きのバスが最も所要時間が短く、運賃も安いことから、安さ重視でバス移動したいなら、OCAT行きの高速バスやリムジンバスがおすすめです。大阪城や日本橋行きのバスもコストパフォーマンスが良く、観光地に近い利点があります
また、電車を利用する場合は、JRの「関空快速」や南海の「空港急行」が便利で、特に南海線が安く早くアクセスできます。クレジットカードのタッチ決済に対応した南海線は、特にICカードの残高が不足している場合におすすめです
いずれの手段でも所要時間や運賃を考慮し、自分のニーズに合った交通手段を選ぶことが大切ではないでしょうか
今回は、関西国際空港へ安くて速く移動する方法を独自の調査で明らかにしていきました。関西国際空港は大阪府南部に浮かぶ人工島の中にある日本のハブ空港です
世界各国から飛んできた飛行機の発着する国際空港としての役割がありつつ、近年では、日本国内外のLCC格安航空会社の重要拠点となっております。そんな関西国際空港には、高速バス、リムジンバス、電車の3つの公共交通機関があります
安さ重視でなるべく大阪市内に近づけたいなら、南海線の空港急行を使うと良いです。1回の乗車で終点の南海なんば駅までのお値段が970円と最も安いです
ただ、関西国際空港から神戸、大阪、京都、和歌山へのアクセスの良さだと、明らかにJR線が有利であることは確かです
でも南海線は途中の天下茶屋駅で大阪メトロ堺筋線に乗り換えることが可能ということから、大阪市内のホテルがどこにあるのかを把握した上でどちらかの電車に乗るのかを考えると良いです
高速バスやリムジンバスの場合、大きな荷物と一緒に移動できるメリットがあるものの、高速道路や一般道を走ることから、自然に発生する「交通渋滞」に巻き込まれて、結果的にJR線や南海線を使って移動した方が良いこともあります
あと、基本的に高速バスやリムジンバスにトイレがないことも普通にあることから、トイレを気にするなら、絶対に高速バスやリムジンバスを使わないことを強く推奨します。コストパフォーマンスが全体的に悪く、トイレがないことは大変致命的だからです
これからゴールデンウイークが近づいてきます。日本のゴールデンウィークは、交通渋滞がよく起こりやすい時期であり、電車を使った移動も大変混雑する時期です
勤務する会社や雇用主によっては、ゴールデンウィークを仕事にして、大型連休を代わりの1週間を確保して、人の流れを抑制する社会的取り組みがあるものの、ゴールデンウィークに狙って実家に帰省するなら、少し期間を空けて、お盆休みとかを狙って帰省するといいかもしれません
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました
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