暗号資産保管に良い外部ウォレット2選

暗号資産の保管は、日本の金融庁登録の暗号資産取引所で暗号資産を保管するのが一般的です。しかし、日本は外部からのサイバー攻撃やハッキング被害に遭いやすく、これまでに何度も暗号資産が奪われる事態に見舞わっております

そんな時、暗号資産を安全に保管する居場所として重宝されているのは、自己管理で利用する「外部ウォレット」の存在です

今回、暗号資産保管に良い2つの外部ウォレットをご紹介しようと存じます

暗号資産保管に良い外部ウォレット１) TokenPocket

TokenPocketは、暗号資産を安全に管理・取引するためのマルチチェーンウォレットアプリです

ビットコイン（BTC）やイーサリアム（ETH）をはじめ、多数の主要なブロックチェーンに対応し、DAppsへのアクセス、NFTの管理、暗号資産のスワップや送金などをTokenPocketのみで完結します

秘密鍵はユーザーのデバイスにのみ保存されるセルフカストディアルウォレットであり、全世界で3,000万人以上のユーザーに利用されております

TokenPocket

TokenPocketでは、アプリケーショントークン「TPT(TokenPocket Token)」をBSCチェーン(BNBチェーン)上で発行し、TokenPocketのプラットフォーム内での活動や貢献に応じて、ユーザーに権利やインセンティブを与えることを目的としています

さらに、TPカード(TokenPocket Card)をアプリ上で発行しており、日本を含めた対象国にApple Pay、Google Pay、Samsung Payを利用したタッチ決済が利用可能となります。決済には、TokenPocketにある残高から差し引かれるため、暗号資産を現実世界で決済するのであれば、TPカードは最適です

暗号資産保管に良い外部ウォレット２) MetaMask

MetaMaskは、世界的に知られる外部ウォレットで、TokenPocketと同じく、セルフカストディアルウォレットです

MetaMaskの解説記事が非常に多く、ALISトークンの受け取りには、MetaMaskを推奨されています

MetaMask

MetaMaskでは、一部の国や地域を先行に『MetaMaskカード』の発行と利用を進めており、準備が整い次第、日本市場でもMetaMaskカードの利用が可能になると見られます。さらに、MetaMaskが独自のステーブルコイン「mmUSD」を発行すると報じ、mmUSD=1ドルの等価で交換できるように設計される見通しです

もはや説明不要のMetaMaskですが、暗号資産が何もかも初めてであれば、まず、MetaMaskを持つことが大事な一歩ではないだろうか

それぞれに適した外部ウォレットの使用を

事実、外部ウォレットは無数にあるものの、秘密鍵を誰が管理するかに応じて、外部ウォレットのセキュリティや自由度が大きく変わってきます

セルフカストディアルになると、全てをご自身で管理をしなければならない一方、カストディアルになると、運営法人が日本の法律に適用しなければなりません

法律の適用を怠ると、日本の規制当局による措置の影響でカストディアルウォレットが使用できなくなることが普通にあるため、くれぐれもセルフカストディアルウォレットの使用を徹底してください

今回のまとめ

暗号資産の保管は、安全性とセキュリティの観点から、自己管理型の外部ウォレットの利用が注目されています

日本の金融庁登録の暗号資産取引所は便利ですが、外部からのサイバー攻撃やハッキングのリスクがあります

そんな中、TokenPocketとMetaMaskは、セルフカストディアルウォレットとして人気のある外部ウォレットです。TokenPocketは、マルチチェーン対応で、DAppsへのアクセスやNFTの管理、暗号資産のスワップや送金などを一つのアプリで完結できます。さらに、アプリケーショントークン「TPT」やTPカードを発行し、ユーザーの利便性を高めています

MetaMaskも、セルフカストディアルウォレットとして広く知られており、暗号資産の管理や取引に適しています。MetaMaskカードの発行や独自のステーブルコイン「mmUSD」の発行など、さらなる機能拡張が期待されています

外部ウォレットの選択時には、秘密鍵の管理に注意し、セルフカストディアルウォレットの使用を徹底することが重要です

カストディアルウォレットは、運営法人の法律遵守が必須であり、規制当局による措置の対象となるリスクがあります

したがって、暗号資産の安全な保管のためには、セルフカストディアルウォレットの利用が推奨されます

さいごに

今回は、暗号資産保管に良い2つの外部ウォレットをご紹介しました

暗号資産の保管において、セキュリティと自己管理の重要性が増している現代、外部ウォレットの選択は極めて慎重に行う必要があります。日本の金融庁登録取引所は利便性が高い一方で、サイバー攻撃やハッキングのリスクに常にさらされています

このような状況下で、TokenPocketとMetaMaskに代表されるセルフカストディアルウォレットは、暗号資産の安全な管理において重要な役割を果たしています

これらのウォレットは、マルチチェーン対応、NFT管理、暗号資産の送金など、多機能かつ柔軟な機能を提供し、ユーザーに高いセキュリティと利便性を同時に提供しています

外部ウォレットを選択する際は、秘密鍵の管理が最も重要な判断基準になります

セルフカストディアルウォレットは、ユーザー自身が完全な管理権を持つため、暗号資産の安全性を大幅に向上させることができます。一方、カストディアルウォレットは運営元の管理があるものの、規制当局の措置リスクがあり、慎重な対応が必要以上に強く求められます

暗号資産の安全な保管と管理には、個人の責任と適切なツールの選択が不可欠です

テクノロジーの進化と共に、セキュリティ意識を高め、常に最新の情報と最善の対処法を学び続けることが、暗号資産を守る最良の方法ではないでしょうか

さいごまで読んでいただき、ありがとうございました

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追記

 

外部ウォレットの多くで、暗号資産支払いにサポートするバーチャルカードの利用可能と謳う外部ウォレットがあります

しかし、年間コストを利用者自身が支払う義務を負い、外部ウォレットを発行と運営を行う事業者が年間コストを利用者に負担させることで、自らの利益を得る手段として悪用される事案も起きているのです

 

とくに、他の外部ウォレットよりも自社が開発する外部ウォレットの方が優れていると主張しても、それが真実ではなく、偽りであることが既に証明されていることから、くれぐれもKOLやインフルエンサーなどが勧める外部ウォレットの利用は避けてください

一番の損害を受けるのは、利用者であって、KOLとインフルエンサーは、外部ウォレットを発行と運営を行う事業者から報酬を受け取って、自らの利益と名声を得ているのです

 

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