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日本時間2024年10月18日深夜、Worldcoin、World ID、Orbなどを管轄する財団ワールドコイン財団はKeynote: a new worldと題した発表会を開催しました
今回、Keynote: a new worldの発表内容を紐解きながら、Worldcoinから名称変更したWorldの発表を見ていこうと存じます
Orbは、ユーザーが人間であることをAIモデルによって証明するデバイスです。最近では、より多くの人々に利用できるように、性能向上、製造能力拡大、設置場所拡大、オンデマンドサービス開始、コミュニティ運営者プログラム開始などの新しい機能や取り組みが発表されました。
・Orbの新しいバージョンは、以前のバージョンよりも性能が向上し、より速く認証できるようになりました
・Orbの製造能力が向上し、より多くの人々に提供できるようになりました
・Orbの設置場所が拡大され、世界中のより多くの人々が利用できるようになりました
・Orbのオンデマンドサービスが開始され、自宅までOrbを届けてもらえるようになりました
・コミュニティ運営者がOrbをレンタルまたは購入できるようになりました
・Orbは、人間性の証明をより確実なものにするために、今後も進化していく予定です
・Orbは、世界中の人々に利用されることで、より安全で信頼できるインターネット環境の実現に貢献する予定です
今回発表されたWorld ID 3.0は、安全で匿名な方法で個人を認証するための新しい機能を備えています。
・匿名化された計算:データを複数の当事者に分散して保持し、個々の当事者がデータの内容を知ることができないようにします。
・信頼できるパートナー:世界中の3つの組織が、データの分割と保持を担当します。
・政府発行の身分証明書の利用:運転免許証やパスポートなどの政府発行の身分証明書を使用して、本人確認を行うことができます。
・オンボーディングの加速:Orbデバイスが不足している地域でも、身分証明書を使用してWorld IDネットワークへの参加を促進します。
・なりすまし防止:顔認証技術を使用して、本人確認を強化します。
・深偽対策:World ID Deep Faceにより、オンライン上のなりすましを防止します。
World ID 3.0は、個人情報を保護しながら、安全で信頼性の高いオンライン認証を可能にする革新的な技術です。
さいごは、World Chain 3.0、Worldcoin、World Appに関する発表です
・1,500 万人のユーザーを抱え、世界最大のブロックチェーンの一つとして本日ローンチ
・オンランプ、オフランプ、重要なインテグレーションなど、必要な機能をすべて備える
・イーサリアムによってセキュリティが確保されている
・開発者を支援するため、Worldcoin 基金会助成プログラムに 5,000 万 WLD が拠出されている
・Worldcoin は World に名称変更
・Worldcoin は最初の10億人のユーザー獲得を目指す
・World ID を基盤としたスーパーアプリ。匿名性を維持しながら自己証明、送金、支払いなどが可能
・World アプリは世界で 3 番目に大きな暗号資産ウォレット
・World App内で使用できる小さなサードパーティアプリ
・World ID、ウォレット、連絡先と連携して、従来不可能だった新しい種類の製品やサービスを提供
Keynote: a new worldの発表内容でとくに注目すべきポイントは下記の3つです
1. Orbの進化:Orbは、人間であることを証明するデバイスとして、性能向上、製造能力拡大、設置場所拡大、オンデマンドサービス開始、コミュニティ運営者プログラム開始など、様々な進化を遂げています。これにより、より多くの人がOrbを利用できるようになり、より安全で信頼できるインターネット環境の実現に貢献することが期待されます。
2. World ID 3.0の登場:World ID 3.0は、安全で匿名な方法で個人を認証するための新しい機能を備えています。匿名化された計算、信頼できるパートナー、政府発行の身分証明書の利用、オンボーディングの加速、なりすまし防止、深偽対策など、様々な新機能が追加されており、個人情報を保護しながら、安全で信頼性の高いオンライン認証を可能にします。
3. World Chain 3.0、Worldcoin、World Appのローンチ:World Chain 3.0は、1,500 万人のユーザーを抱え、世界最大のブロックチェーンの一つとしてローンチされました。Worldcoin は World に名称変更し、最初の10億人のユーザー獲得を目指します。World App 3.0は、World ID を基盤としたスーパーアプリで、匿名性を維持しながら自己証明、送金、支払いなどが可能です。これらのサービスは、世界中の人々が安全で便利にオンラインサービスを利用できるようになることを目指しています。
Orbの進化。World ID 3.0の登場、独自ブロックチェーンWorld Chain、Worldcoinの名称変更、World Appのアップデートと盛りだくさんで、WorldChainは1500万人のユーザーを抱えてのスタートのため、まさに世界最大のブロックチェーンの1つの数えられます
今回は、WorldcoinがWorldに名称変更。Keynote: a new worldの発表内容を紐解きながら、これまでのWorldcoin、Orb、World IDについて解説しました
とくに執筆者自身が最も影響を受けるアップデートは、WorldChainの登場です
WorldChainはこれまで使用していたブロックチェーン【Optimism】を使用していたため、仮想通貨Worldcoinを暗号資産取引所に送金できました
しかし、今回のアップデートとローンチにより、World Appの最新バージョンからWorld Chainに正式移行となってしまいました
暗号資産取引所に送金できない苦痛は大きいですが、Keynote: a new worldでの発表で分散型取引所 Uniswapとの連携で解消できるみたいですが、いち早い暗号資産取引所のWorldChain対応が必須かなと思います
でも、今後の時間の経過と共に著しい使いやすさ爆上がりのトッピックが出てもおかしくないプロジェクトのため、大人しく最新バージョンとWorld Chainへの移行を進めて、まずは様子見姿勢で見守っていこうと存じます
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました
参考動画
A New World ft. Alex Blania and Sam Altman
※Keynote: a new worldは、限定公開のYouTube Liveであるため、誰でも視聴可能な動画がWorldNetwork公式YouTubeで公開されていることから、A New World ft. Alex Blania and Sam Altmanをご覧ください