

暗号資産ウォレットで特にブラウザーウォレットと言えば、間違いなくMetaMaskを思い浮かぶ。しかし、MetaMaskにはステーブルコインをガス代の代替え支払いに充てることができないし、スワップの時も同じことが言えます
今回、MetaMaskの代替えウォレットになりそうな【AmbireWallet】について深掘りしようと存じます
AmbireWalletは、Chromium系ブラウザーの拡張機能を使用することでAmbireが開発した『AmbireWallet』を使用することができる。さらに、オリジナルトークン【$WALLET】という暗号資産を発行し、ETH・POL・Baseの3つのブロックチェーンに乗っかる暗号資産として存在します
MetaMaskは、基本的にガス代の支払いをブロックチェーンのネイティブトークンを指定されます。そのため、POL・ETH・AVAXをはじめとした暗号資産を持っていないユーザーは、MetaMaskに送金した瞬間から詰んでしまいます
しかし、AmbireWalletは、ガス代をステーブルコインに充てる技術を採用し、POL・ETH・AVAXをはじめとした暗号資産を持っていないユーザーを救済します
これにより、JPYCなどのステーブルコインをAmbireWalletに送金すれば、他のステーブルコインや暗号資産にスワップする時、JPYCなどのステーブルコインをガス代の代替え決済に充てることができ、誰でも自由に暗号資産やステーブルコイン、RWAにスワップすることが可能になります
このような機能を上手に利用すれば、金融庁登録の暗号資産取引所を利用せず、JPYCなどのステーブルコインをガス代の代替え決済として利用できるため、この機能は実に革命的と言えるのです
MetaMaskなら、iPhoneやAndroidのようなモバイルアプリが用意されています。しかし、AmbireWalletには、iPhoneやAndroidのようなモバイルアプリがありません
これには、アプリ開発コストやアプリストアで公式アプリを用意しても、維持コストで採算が取れないことから、AmbireWalletは拡張機能の開発で精一杯と見られます
しかし、AmbireWalletがモバイルアプリを出すことに消極的ではなく、過去にAmbireWallet V1の時代にiPhoneやAndroidのようなモバイルアプリが用意されておりました。でも、時代の変化に伴い、AmbireWallet V1をもって、iPhoneやAndroidのようなモバイルアプリの更新を停止。AndroidでV1を使うユーザーだけは、引き続きAmbireWallet V1のサポートモードが機能していると公式ブログで述べられております
What’s Next for the Ambire Mobile App?
今回の結論から言えば、明らかにAmbireWalletがMetaMaskの代替えウォレットになります。しかし、既に日本の金融庁登録の暗号資産取引所で口座を持っていたり、円建てで暗号資産を購入し、そこから暗号資産をMetaMaskに送金して利用しているユーザーは、引き続いてMetaMaskを利用するのが望ましいです
あくまでも、日本の金融庁登録の暗号資産取引所で口座を持っていないユーザーが、AmbireWalletを使った暗号資産同士のスワップに使用する。そのような使い方をしたいユーザーが一番適しているのではないでしょうか
ウォレットも十人十色ですが、AmbireWalletは本当にMetaMaskの代替えウォレットと思います
今回は、MetaMaskよりAmbireWalletが良かった理由について解説しましたが、本当の意味でAmbireWalletを利用して大正解でした
しかし、AmbireWalletの開発元のAmbireがいつ企業としての組織が存続するかのどうかの見極めが難しいことから、MetaMaskをメインに使いながらも、AmbireWalletもMetaMaskと同じように、メインかのような使い道を歩むのが正解かもしれません
AmbireWalletの日本語解説記事をいくつか読み漁りましたが、どれも2025年の最新情報に追いついておらず、一番まともな解説記事や紹介記事がAmbireWalletの開発元のAmbireが公開している公式ブログでした
JPYCが新規発行されてから、AmbireWalletの注目度が急激に急増していることから、AmbireWalletと開発元のAmbireの成長に期待しても良いのではないでしょうか
執筆者自身もJPYC関連の投稿をXでしていた時に、タイムラインのポストでAmbireWalletの存在を知ってからすぐに、AmbireWalletを作りました
開発元のAmbireが公式トークン【$WALLET】を発行していたことは、JPYCをガス代支払いできることを知ったユーザー以外でも認知されていないと顕著に思います
AmbireWalletがこれからも存続できるよう、AmbireWalletと開発元のAmbireを応援する意味で、何らかの応援とAmbireWalletを使い続けることがAmbireWalletと開発元のAmbireの応援につながると執筆時に思い浮かんだことは、ここだけの話です
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました
今回の投稿で、AmbireWalletの存在を認知していただければ嬉しいです。もし、ためになったとか執筆者を応援したいなら、ハートマークを押して、執筆者に応援を示していただけると、執筆者はもっと嬉しいです
AmbireWallet関連情報
AmbireWalletの開発元であるAmbireのCEO - X
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