
日本円と連動するステーブルコインJPYCが課題解決に向けてのステップを踏み始めました
発行体となっているweb3スタートアップ企業『JPYC株式会社』は、以下のアップデートを開始します
・JPYC Prepaidを公式サイト経由で取得することは、2025年5月30日13時までに取得することができますが、それ以降は二度と発行・交換・払い出しをしません
・保有や決済については、JPYC Prepaid v1とJPYC Prepaid v2に影響を受けず、保有や決済に影響を受けません。ただし、ちょコムeマネーへの交換は、JPYC Prepaid v2のみを対応
・JPYC Prepaidを発行するJPYC株式会社は2025年夏を目途に、第二種資金移動業の登録完了を目指します
・さらに、資金移動業の登録完了後には、速やかに発行および現金への償還が可能な、新たな日本円ステーブルコイン「JPYC」の発行を目指します
JPYC Prepaidが1000円以下の保有の場合、速やかにUSDCやUSDTなどのステーブルコインにスワップしてください
JPYC Prepaidが1000円以上の保有の場合は、引き続き、JPYC Prepaidを保有や決済に徹することが強く望ましいです
JPYC Prepaid以外で保有や決済に適しているステーブルコインは、以下のとおり
・USDT:時価総額が世界3位で、時価総額が世界トップのステーブルコイン
・USDC:時価総額が世界7位で、時価総額が世界2位のステーブルコイン
・DAI:時価総額が世界27位で、時価総額が世界3位のステーブルコイン
・EURC:時価総額が世界224位。EURとペドックを組むステーブルコイン
・GYEN:時価総額が世界1001位。JPYとペドックを組むステーブルコイン
・XSGD:時価総額が世界1115位。SGDとペドックを組むステーブルコイン
・VCHF:時価総額が世界1491位。CHFとペドックを組むステーブルコイン
・XIDR:時価総額が世界2288位。IDRとペドックを組むステーブルコイン
USDT、USDC、DAIの3種類は、全てアメリカドルとペドックを組むステーブルコインです。その他のステーブルコインには、ユーロ、日本円、シンガポールドル、スイスフラン、インドネシアルピアとペドックを組みます
日本円以外の外貨とのペドックを組むステーブルコインに暗号資産のポートフォリオを組むことは良いので、JPYC Prepaidの保有で心配のユーザーは、速やかに資産変更などの『資産を守る』行動に出てもらえればと思います
暗号資産は無限にある中で、あなたの資産をあなた自身が守ることに変わりません
今回のJPYC Prepaidに関する発表は、JPYCが真のステーブルコインになるための大事なステップであり、課題解決への大事なターニングポイントですJPYC Prepaidのことを愛するなら、速やかに資産を守る行動するのが望ましいです
それが出来ないなら、あなたが保有するJPYC Prepaidはすぐに無価値となるでしょう
古典的な思考を捨て、時代に合った柔軟な思考を持っていくことが、暗号資産の世界で強く求められているのです
単一通貨を依存せず、BTCを含んだ複数の暗号資産をポートフォリオとして組んで、1年中、暗号資産を鋭く見守って運用するのが良いのではないでしょうか
JPYC Prepaidの発行体となっているJPYC株式会社は、JPYC Prepaidの新たな展開と課題解決に向けて重要な決定を行いました
2025年5月30日13時までに公式サイトからJPYC Prepaidを取得できる最後の機会があり、その後は新規発行や交換、払い出しを行いません
現在のJPYC Prepaid保有者への対応として、1000円以下の残高の場合はUSDCやUSDTなどの代替ステーブルコインへのスワップが推奨され、1000円以上の場合は現状維持が望ましいです
USDT、USDC、DAIなど、様々な通貨とペッグされたステーブルコインが代替案として期待されます
JPYC株式会社は2025年夏までに第二種資金移動業の登録完了を目指し、その後は新たな日本円ステーブルコイン「JPYC」の発行を計画しています
このプロセスは、JPYCが真のステーブルコインになるための重要な転換点と位置づけられています
暗号資産の世界では、単一通貨への依存を避け、BTCを含む複数の暗号資産でポートフォリオを組み、柔軟かつ慎重な資産運用が求められています
JPYC Prepaidを保有するユーザーには、迅速に資産を守る行動をとり、時代に即した思考で暗号資産に向き合うことが推奨されます
今回のJPYC Prepaidの重大アップデートは、JPYC Prepaidサービスの継続性を確保しつつ、より安定した暗号資産エコシステムの構築を目指す重要な取り組みと言えます
JPYC株式会社が進めるJPYC Prepaidの刷新は、日本円連動ステーブルコインの市場における重要な転換点です。JPYC Prepaidの発行終了と新たな「JPYC」の登場は、暗号資産エコシステムの健全な発展に寄与する大きな一歩といえます
JPYC Prepaidを保有したり活用したりするユーザーは、とくに移行期の混乱を最小限に抑えるべく、適切な資産の見直しと柔軟な対応が求められます。単一通貨への固執ではなく、複数のステーブルコインを組み合わせたポートフォリオの構築が重要です
JPYC Prepaidから、あたらしいJPYCへの移行は、日本の暗号資産市場の成熟化を象徴するものです。JPYCがより安全で利便性の高い決済手段が提供されることを期待しています
この変革が、日本発のステーブルコインの未来を切り開く起点となることを願っています
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました
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今回の投稿は、JPYC株式会社の公式発表の後に執筆した、出来立てほやほやの最新記事です
執筆自身も、JPYC Prepaidを歩くポイ活アプリ『aruco』を通じて、JPYC Prepaidをゲットする環境だったので、今回の発表で、最初は驚きました
でも、JPYCが日本政府、金融庁からの認可を取得して、日本のみからず、世界からもJPYCが触れる機会をJPYC株式会社自身が大きく関わっていただければと思います
GMOインターネットグループも、海外に拠点と子会社を構え、ステーブルコイン『GYEN』『ZUSD』の2種類を発行しています
日本企業も少なからず、ステーブルコインの発行に意欲を示していることから、今回のJPYC株式会社の発表は、相当のインパクトを与えたのではないでしょうか
参考記事
【重要】2025年6月1日以降の「JPYC Prepaid」のご利用について - JPYC株式会社