こんにちは!こんばんは。
日本の世間の目では、ベーシックインカムについて批判的な意見が多いです
その多くは年齢高めの層(平成時代以前から生きる『昭和世代の人々』を指す)が多く占めています
今回、【ベーシックインカムは昭和の価値観とも通じる?昭和世代の方にも理解できる内容で説明】と題し、ベーシックインカムのことを本当に分からない昭和世代の方々に向けて、しっかりと地に足をつけて説明しようと存じます
まず、説明する前に、ちょっとした話をしようと思います
昭和時代を生きてきた方々にとって、ベーシックインカムは新しい考え方で、理解しにくい部分があるかもしれません
しかし、よく考えて、客観的にみると、ベーシックインカムは昭和時代の人々が大切にしてきた価値観とも、実は繋がっていることが明らかとなりました
今回の投稿を通じて、多くの方々がベーシックインカムのことを知り、気づき、備えるきっかけにつながれば嬉しいです
昭和時代は、勤勉で真面目に働くことが美徳とされ、誰もが「働いて生きていく」という意識が強かった時代です
しかし、令和の時代になってからは、高齢化やAI 人工知能の進歩によって、仕事が減ったり、従来の仕事ができなくなったりする人がとても増えています
その結果、生活保護を受給する人々や生活保護を受けようと申請する人々が今の時代になって、それが社会問題となっているのです
ベーシックインカムは、令和の時代において、誰もが安心して生きていけるように、「働くこと」を強制せず、「生きるための最低限の保障」を提供する制度です
これは、昭和時代の人々が大切にしてきた「人としての尊厳」を守るための考え方とも、共通していると言えます
生活保護は、働く意欲につながる制度とは言えず、生活保護を受けたことにより、働く意欲を失ってしまう人が大勢いるのが現実です
しかし、ベーシックインカムは、「生活の不安」を解消することで、「新しい仕事に挑戦したり、自分の好きなことを追求したり」する機会を与えてくれる効果がベーシックインカムを使った社会実験で証明されています
昭和時代では、「働くこと」は、単に生活費を稼ぐためだけでなく、「社会の一員としての責任」を果たすことに意味がありました
ベーシックインカムは、「働くこと」の意味を、「自分の能力を活かして社会に貢献する」という、より自由な形へとシフトさせる可能性を秘めているのです
もちろん、ベーシックインカムには、導入方法や財源の問題など、解決すべきが多く、現在、日本政府でベーシックインカムについての議論が進められています
課題もたくさんあります。しかし、昭和時代の人々が大切にしてきた「勤勉さ」「責任感」「人としての尊厳」といった価値観を、現代社会に適合させるための新しい考え方として、ベーシックインカムは注目に値する制度と言えるのです
今回は、【ベーシックインカムは昭和の価値観とも通じる?昭和世代の方にも理解できる内容で説明】と題し、昭和世代の方々を向けたベーシックインカムについて説明しました
2024年9月24日現在、立憲民主党の新しい党代表を決める選挙が終わり、総理大臣経験者が2024年10月からの党代表の任期をはじめます
そして、政権与党の自由民主党も新しい党の総裁を決める選挙を2024年9月26日に実施し、自由民主党の次期総裁が決まった瞬間から、新しい内閣総理大臣を決める選挙が行われ、日本の新しい内閣総理大臣がその後の衆議院解散総選挙か衆参両院解散総選挙のいずれかが、国民の信を問う『公職選挙』が実施される流れになると予想されます
ベーシックインカムは日本の公職選挙で一番大きく問われる政策の一つとなり、ベーシックインカムの有無に対し、のちの選挙で議員議席の上下が行われ、ベーシックインカムの有無でのちの新しい政権が決まる大事な意思決定要素となることは、間違いありません
ベーシックインカムを批判的、偏見的、差別的、攻撃的になることは、これから生まれてくる『お孫さん』のためにつながりません。執筆者自身、昭和世代の両親の元で生まれてきましたが、やはり昭和の良き日を信仰する傾向が根深く、それが執筆者の思考を根深く、奥深く根付かせ、それが今、大きな壁として乗り越えずに困惑しています
ベーシックインカムは、生活保護とは違います
生活保護を受けるには、生活保護の審査が必要不可欠で、生活保護の審査には「生活状況等を把握するための実地調査」「預貯金、保険、不動産等の資産調査」「扶養義務者による扶養の可否の調査」「年金等の社会保障給付、就労収入等の調査」「就労の可能性の調査」が行われます
ベーシックインカムはそれらの生活保護の審査で使う労務を賭けることなく、日本国籍の人、外国籍の方で永住ビザや日本人の配偶者ビザなどの定住性のあるビザを持っている人々は皆、ベーシックインカムを受けられる権利と義務の両方を持つことができます
そのため、生活保護の審査はこれまでどおりに行い、それでも審査に通れなかった人々は、日本独自の【日本版ベーシックインカム】で給付型かつ返還義務なしの生活保護の同等の効果かつ、生活保護以上の新しくて画期的で良い効果で日本をより良くする制度こそが、ベーシックインカムなんです
今回の投稿を通じて、日本の政治や文化、人々の生活や価値観が大きく変わった激動の時代『昭和』の方々がイギリスの思想家トマス・モアが書いた『ユートピア』のような【衣食住をみんなで分かち合う】時代が令和の時代に実現するよう、こころから強く願って、ベーシックインカムの必要性と実現に向けて、ことばによる発信をし続けたらと思います
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました
ご紹介したベーシックインカムについての参考資料 一覧
加藤大臣会見概要 / 2017年(平成29年)10月6日 - 厚生労働省
ベーシックインカムについてよく分かる書籍
ベーシックインカム×MMT(現代貨幣理論)でお金を配ろう 誰ひとり取り残さない経済のために - スコット・サンテンス