

こんにちは!こんばんは
日本円と連動するステーブルコイン『$JPYC』は、2025年夏のリニューアルに向けて、急ピッチで準備を進めています
そんなJPYCで今、どんなことが進んでいるのか。とくに、あたらしくなったJPYC(新JPYC)が具体的にどんな特徴でどんな感じで使えるのかを今回、1つずつ、分かりやすくまとめてみようと存じます
あたらしくなったJPYCでは、等価で日本円の預金することが可能となります
対象銀行は、日本に点在する全ての金融機関で、JPYCでは主にGMOあおぞらネット銀行を使用します。その関係から、GMOあおぞらネット銀行同士だと、振込手数料が0円です。しかし、他の金融機関はGMOあおぞらに振り込む際の振込手数料がお客様負担となります
JPYCをレンディングやステーキングを可能かどうかは不明であるものの、あたらしくなったJPYCを使って、レンディングやステーキングをするスタートアップやベンチャー企業が出てくるかもしれません
追記
JPYC⇒GMOあおぞらネット銀行の口座:口座同士になるため0円
JPYC⇒GMOあおぞらネット銀行以外の口座:75円
GMOあおぞらネット銀行の口座⇒JPYC:口座同士になるため0円
GMOあおぞらネット銀行以外の口座⇒JPYC:各金融機関が定める手数料による
JPYCは、多くのブロックチェーンに対応した円建てのステーブルコインです
しかし、あたらしくなったJPYCの入手先が未だに不明となっています
2025年6月下旬現在で分かっていることは、あたらしくなったJPYCが登場する2025年夏以降は、JPYCの取引所で、あたらしくなったJPYCが買えるようになります
JPYCは、ブロックチェーンに存在するステーブルコインである以上、ブロックチェーン使用時の送金手数料をどうするか問題が起きます
JPYCがあたらしくなる以前の「JPYC Prepaid」は以下のブロックチェーンを使用していました
JPYC Prepaidが使用するブロックチェーン
・Ethereum
・Polygon
・Avalanche
・Astar
・Shiden
・Gnosis
これらのブロックチェーンでとくに、Ethereumのようなブロックチェーンの場合、ブロックチェーン使用時の送金手数料やガス代がどうしても起きてしまいます
当然、送りたい金額より送金手数料やガス代の方が上回る『手数料負け』する現象がブロックチェーンを使用する関係上、避けて通れません
JPYCより先に加速するUSDCでは、非常に多くのブロックチェーンに対応しており、送金手数料が安価で知られるステラルーメン(Stellar Lumens/XLM)、ソラナ(Solana/SOL)、BNBスマートチェーン(BNB Smart Chain/BNB)、オプティミズム(Optimism/OP)、エックス・アール・ピー(XRP)にも対応しています
もし開発中で対応するブロックチェーンの拡大を検討しているなら、OP、XLM、BNB、XRP、SOLのブロックチェーンにJPYCの対応が進んでもらえればと思います
JPYCは未だに現実世界での決済に課題を抱えています
2025年6月下旬現在、JPYCは公式サイトを経由して、1個10000円のVプリカを発行することで、Vプリカ経由で現実世界での決済に役立てています
しかし、その方法だと、明らかに他社の決済サービスを利用することとなるため、JPYCを活用した決済行動のデータの読み取りや情報活用ができなくなります
あたらしいJPYCを出すからには、ぜひ、JPYCを他の決済サービスに経由することなく、JPYCを直接決済するソリューションを用意し、利用者や決済に利用する、私たち庶民にも利用しやすくなってほしいです
日本円と連動するステーブルコイン『$JPYC』は、2025年夏のリニューアルに向けて準備を進めています
新しいJPYCでは、等価で日本円の預金が可能となり、JPYCは、日本円の預金と出金を主にGMOあおぞらネット銀行を使用します。ただし、JPYCが使用するGMOあおぞらネット銀行の口座から他の金融機関への振込手数料は顧客負担となるので注意です
JPYCの入手先は未だ不明ですが、2025年夏以降は取引所で購入できるようになる予定です。なお、ブロックチェーン使用時の送金手数料の問題や、現実世界での決済の課題を抱えています
将来的には、対応するブロックチェーンの拡大や、JPYCを直接決済するソリューションの実現が期待されます
今回は、あたらしくなった円建てのステーブルコイン『新JPYC』について、具体的にどこまで進んでいるのか。2025年夏以降のJPYCの行方を見てきました
日本円連動ステーブルコイン『$JPYC』は、2025年夏のリニューアルに向けて重要な転換点を迎えています
新しいJPYCは、日本円との等価預金を可能とし、あたらしい金融インフラを構築しつつあります
しかし、ブロックチェーン使用時の送金手数料や現実世界での決済における課題は依然として存在します
JPYCの今後の発展には、対応ブロックチェーンの拡大と直接決済ソリューションの開発が鍵となります
暗号資産の実用性向上に向けて、JPYCがどのように進化し、日本の金融エコシステムに貢献していくのか、注目に値する挑戦ではないでしょうか
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました
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