

こんにちは!こんばんは
せとうちの海では、多くの人々が様々な方法で海を渡り、四国島内や本州に入ったり出たりします
そんな、せとうちの海を2つの大きな橋を通って『一筆書き』することができることをご存知でしょうか?
実はカンタンにせとうちの海を2つの大きな橋を通って『一筆書き』することができます
今回、せとうちの海を2つの大きな橋を通って『一筆書き』する旅についてお伝えしようと存じます
実は、近年の交通インフラの整備により、四国島内と本州を結ぶアクセスルートが既に出来ています
1つは、世界最大の鉄道道路併用橋『瀬戸大橋』。2つは、せとうちの島々を結ぶ海道『しまなみ海道』です
この2つのアクセスルートのおかげで、せとうちの海を2つの大きな橋を通って一周する旅が実現可能となったのです
さらに、この2つのアクセスルートでは、瀬戸大橋にJR線が通っていますし、しまなみ海道には、多くの高速バスや路線バスが通っています
次の項目から、実際にせとうちの海を2つの大きな橋を通って一周旅行する時の工程表を組んでみましょう
せとうちの海を2つの大きな橋を通って1周する旅では、まず、スタート地点を決めるところからはじまります
せとうちの海を2つの大きな橋を通って1周する場合、基本的に主要駅をスタート地点に選ぶと良いです
東京・大阪方面だと、のぞみ号やひかり号の新幹線停車駅である【岡山駅(おかやま・えき)】をスタート地点にすると良いです。瀬戸大橋から近く、特急や快速も走っているので、大変便利な駅です
広島・博多方面だと、新幹線停車駅から離れますが、【尾道駅(おのみち・えき)】をスタート地点にすると良いです。しまなみ海道の玄関口ですし、隣の向島(むかいじま)までのアクセスが良好です
ここからは、実際にルートを組んでみましょう
まず、東京・大阪方面のスタート地点「岡山駅」から1周をすると、以下のルートになります
せとうちの海を2つの大きな橋を通って一筆書きする旅:起終点を岡山駅に
スタート地点:岡山駅
⇓
(瀬戸大橋線)
⇓
坂出駅(さかいで・えき)
⇓
(予讃線)
⇓
今治駅(いまばり・えき)
⇓
(高速バス・しまなみライナー)
⇓
因島大橋(いんのしま・おおはし)
⇓
(路線バス・因島~尾道線)
⇓
尾道駅(おのみち・えき)
⇓
(山陽本線)
⇓
ゴール地点:岡山駅
※坂出方面へ行っても、尾道方面へ行っても、同じルートで一筆書きをすれば、ぐるっと一周できます
次に、広島・博多方面ののスタート地点「尾道駅」から一筆書きをすると、以下のルートになります
せとうちの海を2つの大きな橋を通って一筆書きする旅:起終点を尾道駅に
スタート地点:尾道駅
⇓
(路線バス・因島~尾道線)
⇓
因島大橋(いんのしま・おおはし)
⇓
(高速バス・しまなみライナー)
⇓
今治駅(いまばり・えき)
⇓
(予讃線)
⇓
坂出駅(さかいで・えき)
⇓
(瀬戸大橋線)
⇓
岡山駅(おかやま・えき)
⇓
(山陽本線)
⇓
ゴール地点:尾道駅
※因島大橋方面へ行っても、岡山方面へ行っても、同じルートで一筆書きをすれば、ぐるっと一周できます
このように、岡山駅を起終点にしても、尾道駅を起終点にしても、どちらからでも一筆書きの旅を楽しむことができます
提案した2つのルートでは、ホテル宿泊やネットカフェ宿泊等を考慮したルートで組んだため、2つのルートを日帰りで走破することができません。頑張っても2日程度が限界です。1日は無謀かつ、大変危険であることから、必ず計画的にルートを組んで巡りましょう
もし、宿泊するだとしたら、どこで一筆書きを中断して宿泊するのかですが、基本的に岡山、倉敷、児島、福山、尾道、今治、新居浜、丸亀、坂出、高松であれば、宿泊施設が必ずあります。ネットカフェは、岡山、倉敷、児島、福山、三原、丸亀、高松に快活クラブがございます
今回の一筆書きをするにあたって、2つのルートにかかる費用について考える必要があります。四国島内には、新幹線が存在しないことから、最速達列車は特急になります。もちろん、長距離や都市間の高速バスもあります
逆に本州では、新幹線が通っていることから、費用を抑えて新幹線を使いたいなら、新尾道駅から岡山駅の間をこだま号で走破すると良いです
実際にかかる費用は、以下のとおり
起終点を岡山駅にした場合
・岡山~坂出(JR瀬戸大橋線):1210円
・坂出~今治(JR予讃線):2750円
・今治~因島大橋(高速バス・しまなみライナー):1800円
・因島大橋~尾道(路線バス・因島大橋~尾道線):570円
・尾道~岡山(JR山陽本線):1340円
合計:7670円
起終点を尾道駅にした場合
・尾道~因島大橋(路線バス・因島大橋~尾道線):1800円
・因島大橋~今治(高速バス・しまなみライナー):570円
・今治~坂出(JR予讃線):2750円
・坂出~岡山(JR瀬戸大橋線):1210円
・岡山~尾道(JR山陽本線):1340円
合計:7670円
岡山や尾道を起終点にしても、どちらも7670円になります
逆に『岡山~今治』と『新尾道~岡山』を特急や新幹線のこだま号で旅をすると、以下のとおり
起終点を岡山駅にした場合(特急・新幹線を利用)
・岡山~今治(特急しおかぜ号/自由席):5830円
・今治~因島大橋(高速バス・しまなみライナー):1800円
・因島大橋~尾道(路線バス・因島大橋~尾道線):570円
・尾道駅前~新尾道駅(路線バス・おのみちバス):190円
・新尾道~岡山(山陽新幹線・こだま号/自由席):3100円
合計:11,490円
起終点を尾道駅にした場合(特急・新幹線を利用)
・尾道~因島大橋(路線バス・因島大橋~尾道線):1800円
・因島大橋~今治(高速バス・しまなみライナー):570円
・今治~岡山(特急しおかぜ号/自由席):5830円
・岡山~新尾道(山陽新幹線・こだま号/自由席):3100円
・新尾道駅~尾道駅前(路線バス・おのみちバス):190円
合計:11,490円
今回の場合、JR線と路線バス、高速バスを使用することから、残りのJR線を『青春18きっぷ 3日間用』を使えば、節約した一筆書きの旅を楽しむことができます
節約効果が大きくなるのはJR線で、3日間のうち2日間を使用するため、3日間用の青春18きっぷの値段が10,000円
そのうちの2日間を消費するので、2日間で青春18きっぷ6,666円分を一筆書きの旅で使用し、1日3,333円分の列車移動をすれば、青春18きっぷの1日分の元が取れる計算となります
ただし、青春18きっぷは原則として、JRの在来線の各駅停車・快速・区間快速列車のみが適用され、特急列車・JRバス・新幹線の利用が禁止されているので、注意が必要です
実際に青春18きっぷを使った場合で計算し直すと、以下の結果となります
起終点を岡山駅にした場合(JR線のみ青春18きっぷ)
・岡山~坂出~今治(JR予讃線):青春18きっぷ(3333円分)
・今治~因島大橋(高速バス・しまなみライナー):1800円
・因島大橋~尾道(路線バス・因島大橋~尾道線):570円
・尾道~岡山(JR山陽本線):青春18きっぷ(3333円分)
合計:9036円
起終点を尾道駅にした場合(JR線のみ青春18きっぷ)
・尾道~因島大橋(路線バス・因島大橋~尾道線):1800円
・因島大橋~今治(高速バス・しまなみライナー):570円
・今治~坂出~岡山~尾道(瀬戸大橋線・予讃線・山陽本線/2日間分):6666円
合計:9036円
岡山や尾道を起終点にしても、青春18きっぷを使えば、1日4518円の交通費でしまなみ海道と瀬戸大橋を渡る一筆書きの旅を楽しめます
青春18きっぷは、クレジットカード決済に対応したきっぷ売り場や券売機で購入できます。クレジットカードでポイ活している方は、とくにクレジットカードを使ったポイント還元で、ポイントをたくさん貯めることができるので、かなり良い選択になるかもしれません
このような旅は、既に昔から存在する旅となります
インフルエンサー、YouTuber、TikToker、ブロガーは、違法すれすれの節約術で巡ろうと必死ですが、彼たちは信頼を裏切ってでも、広告収入を得るために活動しているのです
インフルエンサー、YouTuber、TikToker、ブロガーから信頼せず、自分で考えて行動する旅を徹底することが、旅する時の基本中の基本です
せとうちの海を2つの大きな橋である瀬戸大橋としまなみ海道を通って一筆書きをする旅は、単なる移動手段を超えた、日本の交通インフラと地域文化を体験する特別な旅の形態です。この旅の魅力は、近代的な交通網によって可能となった、四国と本州をつなぐ独特の旅程にあります
岡山駅や尾道駅をスタート地点とし、瀬戸大橋線、予讃線、しまなみライナー、山陽本線などを組み合わせることで、7,670円から9,036円くらいの費用で、せとうちの海の景色と文化を巡ることができます
青春18きっぷを活用すれば、さらに経済的に旅を楽しむことができ、1日あたり4,518円程度で移動可能です。ただし、この旅は日帰りではなく、2日程度かけて慎重に計画を立てる必要があります
旅をする時に重要なことは、インフルエンサーを含めた『社会に影響を与える人々』からの不確かな情報に惑わされず、自分で考え、安全かつ計画的に旅程を組み立てることです
せとうちの海を巡る一筆書きの旅は、単なる移動ではなく、日本の交通文化と地域の魅力を体験する素晴らしい機会です
この旅は、交通手段の工夫と地域の特性を理解することで、より豊かで意味のある旅に昇華されます
移動そのものを楽しみ、地域の魅力を発見する、新しい旅のスタイルと言えるのではないでしょうか

今回は、せとうちの海を2つの大きな橋を通って一筆書きをする旅についてお伝えしました
今回の旅の提案は、単なる移動手段ではなく、日本の交通文化と地域の息吹を体感する、心豊かな旅路です。瀬戸大橋としまなみ海道を越え、列車や高速バスに揺られながら、せとうちの海が紡ぐ物語に身を委ねるのです
旅の美しさは、目的地に到着することだけにあるのではありません。移動の過程そのものに、発見と感動が潜んでいるのです
青春18きっぷを手に、ゆったりと景色を眺め、地域の温もりを感じながら進む。それが、この旅の真の価値なのかもしれません
安易に他人の情報に惑わされず、自らの好奇心と計画性を大切にする。旅は、私たちの想像力と挑戦する勇気によって、特別な体験へと昇華されるのです。せとうちの海は、私たちに新たな視点と物語を届けてくれます
旅は目的地で終わるものではありません。旅の記憶は、私たちの心の中で永遠に生き続け、次の冒険への種をまき続けるのです
今回の旅を通じて、せとうちの海を巡る一筆書きの旅が、あなたの人生に新たな彩りを添えるきっかけを与えてくれることに期待しています
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました
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参考資料
【今治〜尾道】時刻表/料金表 - 瀬戸内しまなみリーディング
「青春18きっぷ」に「3日用」登場! 一方で「複数人利用」がNGに、そのワケは? JRに聞く - 鉄道コム











