『円盤状の石板にゃ』
1908年、イタリア人学者 ルイジ・ペルニエルによりギリシャのクレタ島南岸のミノア文明ファイストス宮殿にて発見される。
『直径約16センチ、厚さ約2センチだそうにゃ』
粘土製で出来ておりひも状の粘土をぐるぐると巻きつけ円盤状にしたもの。
紀元前1600年代、おおよそ3600年前頃に作成されたものではないかと見られている。
『ひも状は魅力的にゃ』
その円盤に文字がスタンプしたかのように記されている。文字の種類は45種類、合計文字数は241文字で構成されているそうだ。
『現在は、クレタ島のイラクオン博物館にて収蔵されているそうにゃ』
ミノア文明とは?
エーゲ文明の中のクレタ島で栄えた文明のこと。伝説上のミノス王にからミノス文明やクレタ文明とも呼ばれる。紀元前200年頃に発展するが、紀元前1600年頃になると自身たちが行ってきた森林の大量伐採をきっかけに文明そのものが衰退しはじめます。そして、紀元前1400年頃ミュケナイのアカイア人による侵略によりミノア文明は崩壊したとみられている。※諸説あり
『いつの時代も栄えては滅ぶのにゃ…』
この円盤の他にも円盤状ではないが、周辺地域から粘土板に書かれた文字の発見がある。線文字Aと線文字Bと呼ばれるものだ。
『ネーミングセンスはどこいったにゃ』
Bについては、1950年代に解読済み。
Aは、未だに未解読とのこと。
このファイストスの円盤は、線文字Aの元になったものではないかとの説もある。
粘土板にスタンプするように作成されていることから、この円盤を世界最古の印刷物と呼ぶ声もある。
スタンプするように作成したのであれば、他にも似たような文字を使った粘土板が見つかってもおかしくないが他には見つかっていない。
このことから、クレタ島で作成されたものではなく別の地域から運ばれたもの、つまり輸入品の可能性もあるそうだ。
『たしかに45種類の文字が書かれているということは、45種類のスタンプを作成したということにゃ、たった1つの円盤の為に作成するとは考えにくいにゃ』
アメリカの考古学者でウガリット語の基礎研究の礎を築いたサイラス・ゴードンはセム語で書かれたものであると主張する。
クリストファー・ウォーカーは、ギリシャ語で書かれた動員宣言であると推測する。
しかし、仮説の域を出ていないとする声も多い。
『世界にはまだまだ未解読の古文書や石板などなどたくさん存在しているにゃ、そして解読に成功したらしたで書かれていることが強烈な真実すぎて偽物という認定を受けるものも多いにゃ、なぜかって?それはその認定する権力者側の不利益になる真実が書かれているからだろうにゃぁ…』
>! これらの話は様々な話やネット上の情報を独自にまとめたものであり、これが絶対に《真実》である!と主張するものではありません。あくまでも諸説あるものを紹介している記事であり、間違いも含まれている可能性がある記事としてお楽しみ下さい。都市伝説というエンターテイメントです。
[参考]
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A9%E3%82%A4%E3%83%8B%E3%83%83%E3%83%81%E6%89%8B%E7%A8%BF
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%82%B4%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%82%B4
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%86%86%E7%9B%A4