われわれ人間は地球上に住んでいて夜空を見上げるとひときわ大きく輝く1つの星があります。
そう、月です。
地球人にとって最もなじみぶかい星、天体と言うことになるんですが太陽はどちらかと言うと星と言うよりはTHE太陽
太陽は昼間に出ているので星のイメージが薄いのかもしれません。星といえば夜空に輝く!と言った感じ
最近で言えばここ近年、月を取り上げるニュースや出来事がすごく多くなったと思いませんか?
ここ2、3年特に多くなってきたように思います。アメリカが2024年までに再度月への有人飛行を目指すとの発表もありました。
先日もありましたよね!スーパーウルフブラッドムーン。太陽、地球、月が直線に並ぶことにより月が赤く見えることからブラッドムーンとなるそうです。
「赤き月……。フッフッフッ」
少し昔前までは今日が今年で1番月が大きく見えますよーなんてテレビで取り上げてなかったですよね。自分含めなんですが意外と月のことってよく知らないんですよ。
というのも月って何?説明してって言わ
れると意外とできないもんじゃないでしょうか。地球の衛星で〜太陽の光を反射して夜に光っていて〜とかまぁ大体このぐらいじゃないですか?(いやそれはお前が無知なだけやろ!ってツッコミは勘弁してください)
やはり月という当たり前にあるものに対して1歩踏み込んで進んで調べるという行動をしない限りは、月のことってよく知らないままなんですよね。良い機会なので、《月》のことをざっくり紹介してみようと思います!
(まさか人生で月を他人に紹介するとは思わなかった)
ツクヨミ「それでは、はじめるぞい」
「わっ!?あっあなたはもしや!?」
ツクヨミ「そうじゃ、月を司り、夜を統べる神ツクヨミじゃ」
「わ…わざわざありがとうございます……」
ツクヨミ「では行くぞ、お主達が住んでおるチタマの唯一の衛星じゃ。つまりチタマの周りを月が回っておるのじゃ。そしてチタマもまた、太陽の周りを回っておるのを言うまでもなかろう」
「チタマ……?いや、地球の読み方が、ドラゴンボールの悟空の少年時代の時の独特の読み方のやつぅ!!!(粗品)」
ツクヨミ「その地球の周りを周る時の速度じゃが、お主達の基準じゃとおおよそ時速3679.2kmほどじゃ。 そうじゃなSR-71 ブラックバードの最高速度が、おおよそ時速3529kmじゃから少し月の方が速いようじゃのう」
「へぇ…あのアメリカのロッキード社が開発してアメリカ空軍で採用された超音速・高高度戦略偵察機のブラックバードより月の方が速いのかぁ……あのSR-71ブラックバードよりねぇ(やだ…なんでそんなこと知っていらっしゃるんだろう)」
ツクヨミ「そういえば先日もお主たちの傀儡が月まで来ておったのう」
「あっ…よくご存知ですね、中国の嫦娥と名のついた探査機でございます」
ツクヨミ「ほう…名を嫦娥と申すか……ふふふ面白い」
「……」
ツクヨミ「こほんっ、地球の周りを1周するのにかかる時間は、おおよそ27日と7時間と少しじゃ」
「約1カ月ないくらいですか…地球の場合だと太陽を1周するのに約1年ですね」
ツクヨミ「お主達も少し昔までこの月が1周する期間を基準にした暦、いわゆるカレンダーを使っておったのにのう…もうすっかり太陽を基準にしておるのう…寂しいのう」
「あっいやっそのぉ……明治頃に色々ありまして、明治5年頃までは月の暦を使ってたんですけどね…ははは…はは」
ツクヨミ「いずれまた我が返り咲いてみせよう!(ふふんっ)」
「ははぁーー!(土下寝)」
ツクヨミ「直径は約3474km、円の端から端じゃ」
「地球は、約13000kmとされています」
ツクヨミ「お主、所々で地球の方が大きいんじゃぞアピールしてくるのう?」
〜快晴だったはずの周囲がみるみる内に暗雲が立ち込め、星が煌めきだしあっという間に宵闇に包み込まれた〜
「ひっ……」
ツクヨミ「表面積は約3800万㎢とされておる」
「(ほっ……)」
「3800万㎢!? これはすごい!というか思っていたよりもめちゃくちゃ広いですね…ロシア、カナダ、中国の表面積を足しても約3670万㎢なんです…地球上の大きな国TOP3なのに」
ツクヨミ「そうじゃろう!そうじゃろう!」
「はい!!凄いことですよこれは!(あれ割とツクヨミ様ちょろい……?)」
ツクヨミ「地球の大きさに対して月の大きさの比率は、約4分の1じゃ どうじゃ立派じゃろう」
「そうなんですよね…この太陽系にも地球のように衛星を持つ惑星は珍しくありません。なんなら、大きさランキングでは5位どまりですし…」
ツクヨミ「5位どまりとは…棘のある言い方じゃな…」
「しかし!しかしですよ?比率となるともうぶっちぎりの1位なんです!とんでもねぇですよ!」
ツクヨミ「ほ…ほう」
「みんながスマホ持ってるのに1人だけ、ショルダーフォン持っているようなものですよ!!でかい!あまりにも不自然」
「しもしも〜?…って言うとる場合か!」
ツクヨミ「複雑じゃ……(なんじゃこいつ急に)」
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