Web上でのショップ出店と運営をサポートする「BASE」が、5/13に「ショップコイン」をリリースした。面白いので紹介したい。
ショップコインは、簡単に言うと以下のようなサービス。
・お店が独自のコインを簡単に発行できる
・コインを購入したユーザーは「1コイン=1円」として使える
・お店はコイン発行時、1コインの値段(割引率)を設定できる
・上記サービスのプラットフォームは全てBASEが運営
クラウドファンディングと同じように、お店はファンを募り、自分のお店だけで使えるコインをユーザーに「先行販売」することができる。先行してキャッシュが入るため、投資が必要な際の資金調達手段としてとても有用。
また、エンドユーザーはそのお店で使えるコインを割引適用で購入できるため、一定額以上使う予定さえあればメリットは大きい。
置き換えると、以下のように言うこともできる。
・お店が、将来の売上をユーザーから「前借り」するサービス
・ユーザーは気に入ったお店のプレセールに参加している
コインの価格は変動しないし、後日コインで商品を提供することを考えると、トークンセール(ICO)とはもちろんイコールではないが、ユーザー側からすると、ICOのプレセールで大きな割引率でコインを購入しているのに近い。
クラウドファンディングのようにプロダクト開発の支援と見れば、「あったらいいな」と思う商品の開発に、支援者という立場で関わることもできる。
ショップコインの仕組み自体はクラウドファンディングとほぼ同じだがユニークなのは、「既に数の店舗が出店しているプラットフォーマーが、各店舗が小規模な独自経済圏を作るのを支援する」という形だ。
元々BASEを利用している店舗側からすれば、一般のクラウドファンディングを利用するよりもハードルは格段に低いし、このサービスを使った様々な取り組みが盛り上がることが予想される。お店の会員権のように販売をすることもできるだろう。
小規模な資金調達をすぐにできる仕組みが、どんどん整っている。
世の中に価値を生み出そうとする人にとって、本当に良い時代になってきた。
やりたいこと多すぎるけど、片っ端からやろう。
今が最高のタイミングだ。
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