先日共通一次試験が行われたと言うこともあり、受験の瞬間は何をしていたかを思い出していた。
そういえば、ある入試会場で鼻血を出しながら受験をしたことがあった。
現代文の問題を解いていると突然鼻血があふれ出したのだ。
幸いなことに箱型ティッシュを持っていたため大事には至らなかった。無言で挙手し、試験官に箱型ティッシュを机に出す許可をもらった。
当時受けていた教科は現代文だった事は今でも覚えており、その大学は過去に赤本対策などをしておらずぶっつけ本番だったことも鮮烈に記憶に残っている。
しかしそんな絶望的な状況の中、何とか合格をすることができた。
日常的に周りにはあらゆる誘惑があることと思う。
携帯を開けばYouTubeで世界中のギャグ動画を見れるし、コンビニに行けばいい甘いお菓子がたくさん並んでいる。
またその逆に、行おうとしていても外部の環境が行く手を阻む状況もあることと思う。
毎日日課にしている筋トレが雨によって中断される、勉強しようと思って探していた参考書が行きつけの本屋になかったなど、理由はいくらでもつけられる。
だが理由を考える前に、一歩を踏み出し行動し続けられるのが、「真に状況に左右されず行動し続けられること」なのではないか。そう考えた。
そのためにはどうしてもやらざるを得ない状況に追い込む。自らの力の及ぶ範囲の外で事が運ぶようにする。他人に監視された状態で明確な期限を作るなど、しくみ化が絶対必要だと思う。
毎日の戒めも込めて、受験生時代のような気持ちで毎日を過ごしたい。