前回書いた「「ゾウのマークの松本引越センター」は現在どうなっているのか」という記事がなかなか評判よかったので....
今回は「セシール」の現在について調べてみました。
「セシール」と言えば、CMの最後の「セシ~ル」の後のセリフがなんて言ってるかわからないということで有名でしたが、現在はどうなっているのでしょうか?
創業者の正岡道一が、1972年に香川県高松市で創業。妻と共にストッキングをリヤカーに積んで販売して歩いた。1974年に法人化し前身となる東洋物産株式会社を設立。翌1975年から通信販売を開始、通信販売業者として発展し、株式上場も果たした。1983年に株式会社セシールに商号変更。
キッザニア甲子園のオフィシャルスポンサーをつとめており、同施設内にパビリオンを設けていた。
どうやら通信販売の会社みたいですね。服の会社だと思ってた。
2013年7月1日、ディノスを存続会社としてセシール並びにフジ・ダイレクト・マーケティングを消滅会社とする合併が行われ、「株式会社ディノス・セシール」となった。法人としては消滅したが、今後もセシールは「ディノス・セシール」の通販ブランドとして継続して使用される。またセシール本店(高松市観光町、旧セシール第3ビル)は、ディノス・セシール高松本社(現:高松オフィス)として機能し、同社の西日本地区の拠点となる。旧セシール第3ビルの斜め向かいにあり、本社機能が分散していた旧セシール第5ビル(こちらを対外的に本社事務所所在地としていた)は合併後に穴吹興産に売却された後、さらに2014年に高松高等予備校に転売され、まず同年末に模擬試験会場として暫定供用開始し、2015年度に桜町の現校舎から全面移転する。
ちゃんと現在もありました!!
ディノスって聞いたことあるんですがそこと合併していたのですね。
調べていたら公式ホームページが出てきました。
そこに「沿革」が載っているページが....
このページを見ていたら、いろんな事業をしていたんだということがわかりますね。
そこで気になったのが1994年のところに書いてあった項目
「パソコン通信による通販開始。」
なんと1994年にネット通販を始めていたんです!
アメリカの某通販サイトが日本に進出したのは2000年。
日本で有名な某通販サイトが開設したのが1997年。
この2社より先にネット通販を始めていたのです!
セシールすごすぎる.....
販売が低迷したこともあり、2005年10月21日に、ライブドア(現:LDH)、ライブドアマーケティング(現:メディアイノベーション)の2社と資本業務提携契約を締結。株式公開買付けと新株予約権の付与により、ライブドアマーケティングの連結子会社となった。2006年4月13日に、ライブドアマーケティングが保有するセシールの全株式をライブドアに譲渡し、セシールはライブドアの直接の連結子会社となった。
2006年より特定株主において持株比率が75%を超える状態が生じたため、東証はセシール株式を監理ポストに割り当てることになった。その後、2007年1月24日付でこの状態が解消したとして、この措置は解除され上場廃止をまぬがれることとなった。
「ライブドア」がイケイケだったころに「セシール」が子会社になってたんですね...
「しもふさ君 幸せそうなのに」や「篠塚君幸せそうなの」と聞こえたサウンドロゴはフランス語で「Il offre sa confiance et son amour.」といっていて、
意味は「愛と信頼をお届けする」という意味だそうです。