【基礎講座②】税引後リターンを追え！

こんにちは。仮想通貨リーマンのYNNです。

特にこの週末、BCHの価格が上昇しましたね。

ゴールデンウィーク明け、そろそろ利食いを考える方もいらっしゃるかと思います。

仮想通貨は株式投資に比べ、ボラティリティがより大きいため、このように大きな値上がり益を狙える一方、その利益は（株式投資とは異なり）雑所得に分類され、給与所得などと合算して課税されるため、思わぬ高い税率が適用されるという落とし穴がありますので、記事にしました。

特に仮想通貨取引の確定申告をしたことが無い方、見ておいて損はさせません～^_^

結論から言いますと、仮想通貨で多額の売却益を獲得した場合、あるいは高収入の会社員の方などは、仮想通貨の売却益に対する税率は相対的に高くなります。

高収入の会社員を例に、株式投資と仮想通貨それぞれで100万円の売却益を獲得した場合の、税引後リターンの数値イメージは以下のとおりです。

（モデル）給与所得900万円会社員、独身

（※簡単のため所得控除等をゼロとした、あくまで数値イメージです。）

□ 株式投資で100万円の値上がり益が出た場合の税引後リターン

　 100万円－100万円×（所得税率15.315％＋住民税率5％）=79.6万円

□ 仮想通貨取引で100万円の値上がり益が出た場合

　 100万円－100万円×（所得税率33％＋住民税率10％）=57万円

このように、株式投資と仮想通貨投資では税率（ついでに納税タイミングも）が異なりますので、税率まで意識して投資戦略を使い分けることができれば、より大きな税引後リターンを獲得することも可能でしょう。

税金で悩むほど儲かるとよいですね～^_^ ではまた！

過去の基礎講座もよろしけれご覧ください～^_^

【臨時号】バブル前夜の心得

【基礎講座①】金融庁と仮想通貨の関係