僕は女性でないので
経済界における枕営業の闇がどれくらい深いか、よく知らない。
いや男性でも富裕層だったら、女性の枕営業を買う立場となり、わかったかもしれないが、お金もないので縁もない。(;゜ロ゜)
(お金があったら買ってたんか~い!)
だから、僕には、おもに聞いた話しかない。(;゜ロ゜)
これは、ある女性フォトグラファーから聞いた話。
彼女自身、女性性を前に出せばとても美しい女性だが、自分はアイドルや女優を撮影する側だから、できるだけ女性性を出さず、男性的にふるまい、撮影に徹していると言っていた。
その彼女が「恵比寿マスカッツって知ってるでしょ」と言った。
僕は知らないと言った。
「ええ、男なのにどうして知らないの?」
「そんなこと言われてもテレビは全く見ないし、芸能関係に疎いんだよー」
「AVも見ないの?」
「ネット配信のはたまに見る」(見るんか~い!)
「でも、恵比寿マスカッツは知らないのね」
「知らない」
「それはAV女優やグラビアアイドルが大勢所属しているグループでね」
あとで検索してみた。
上から
最新公式ページ。
第一世代についてのwiki。
第二世代についてのwiki。
現世代についてのwiki。
「彼女たちの殆どは富裕層の愛人になるのよ。
そして後押ししてもらってすぐ有名になる」
(聞いた話なので裏はとってません。)
「へえ。そういうもんか」
その後、恵比寿マスカッツのいくつかの動画をyoutubeなどで見たが、殆どそそられるものがなかった。
媚びが前面に出すぎているから、なんとなく見苦しく感じる。
これはビューティではなく、媚びではないのか?
僕は、男性的に振る舞うようにしているという、その女性フォトグラファーの方がビューティな気がした。(男装フアンではないので念のため。)
ちょいショックだったのは、恵比寿マスカッツ第一世代の初代リーダーが蒼井そらだったこと。
彼女は、中国語も韓国語も英語もよく勉強していて、特に中国での人気は日本のAV女優の中でナンバー1。
語学もやって世界に羽ばたくというのは、ちょっと尊敬していたので、なんか恵比寿マスカッツとは関わらず孤高な道を歩んでほしかったと勝手に希望した。
それにしても中国は人口の母数が違うから、中国語で発信し、人気が爆発するとすごい数のフアンがつく。
僕がわりに熱心にweibo(中国のツイッターのようなもの)をやっていたとき、確か蒼井そらのフォロワーは一千万人を越えるところまでは見たと思うが、その後、どうなっているかは追っていない。
僕の中では、
日本の芸能人で中国で認められている人の筆頭に上がるのが蒼井そら。
日本の芸能人でアメリカで認められている人の筆頭に上がるのが渡辺直美だ。
(タイプ違いすぎ~!)
蒼井そらは、普通のツイッターもかなりのフォロワーで、日本語、韓国語、英語で発信していたりする。
あるとき、今日は栄螺(さざえ)を食べたと韓国語でツイートしていたのに対して、僕は
「소라가, 소라를 먹었습니다」と返信した。
栄螺のことは、韓国語で소라(ソラ)なので、ソラがソラを食べたんだねというしゃれである。
すると、すごい数のフォロワーがいるのに
「네. 잘 먹었습니다」(はい。とても、おいしかったです)という返信を
他ならぬ僕に返してくれて、ミーハー的に感動した。
てか、完全にミーハー。
僕はKARAのニコルにも韓国語でわりと返信を送っていたが、一度も反応してもらったことなかったし。(;゜ロ゜)
ツイッターを見ていると、脳科学者の茂木健一郎さんとは、蒼井そらはまあまあ親しそうに会話している。
僕はその一度きりなので羨ましい~。
僕は、茂木健一郎さんとも彼が覚えているかどうかぎりぎりラインぐらいの知り合いである。
一度、茂木さん編集の脳に関するエッセイ・論文集みたいなものに参加する方向で話が進んでいたことがあったが、その企画は本まるごと、結局、ぽしゃった。
そんな尊敬する蒼井そらちゃんも結局、恵比寿マスカッツだったんか~
というのは、ちょっとげっそりする感じだった。
僕はひとりだけ、マイナーなAV女優の知り合いがいた。
この話を聞いたあとで、彼女に聞いてみた。
「恵比寿マスカッツって知ってる?」
「もちろん」
「入ってたことある?」
「AVは本格的にやるつもりはなかったから入らなかったよ」
「ええ? 顔出しして単体AVも発売されてたら、本格的にやってるやん」
「あれぐらいなら、ブレイクしてないの。恵比寿マスカッツに入ったら、すぐ有名になるから」
「枕営業しているからだよね」
「さあ、はっきりは知らないけど、そういうこともあるかもしれない」
「で、君も枕営業したことあるの?」
聞いていいことと悪いことがあるのかもしれないが、それきり、一切の連絡が途絶えた。
しかし、これは僕の予想だが、とりあえず彼女は恵比寿マスカッツには入らなかったんではなくて、入れるまでには階段を昇ってなかったんだと思うんだけど、どうだろうか???
いや、勝手に決めてごめんなさい。
その前のまだ連絡があった最後の頃、書いていた話では、彼女は今はAVを引退し、司法書士の資格をとる勉強をしているといっていた。
芸能から転じて、国家資格で生きようとするのはよくあるパターン。
しかし、司法書士は有名大学の法学部を出ても、なかなか受からない難関だ。
弁護士ほどではないが。
ちなみに僕の父は昔の高卒で自分で勉強して司法書士になった珍しいパターンだ。
父が雇っていた同志社大学法学部卒の部下が毎年試験に落ちているのを僕もバイトで手伝いながら見ていた。
すっかり連絡の途絶えた彼女だが、国家試験の合格を祈る。
女性フォトグラファーの話に戻ると
「あびちゃん。芸能界についてウブに信じすぎ。皆、枕営業してるのよ。今のアイドルで本当に実力でブレイクしたのは、あいみょんぐらいよ」
あ、あいみょんか~。
あの人は本当に才能があるなあ・・・・。(;゜ロ゜)