子どもが思春期の頃の日記より
子どもをコントロールしないことは、想像以上に難しい。
なにしろ、ちゃんとドロップアウトしてほしいと願うのもコントロールであってみれば。
もっと無条件で愛せば、もっとスケールの大きな人になるというのも期待であってみれば。
ごめんよ。
父さんは君らに期待し、条件づけし、コントロールしてきた。
お母さんは子供に押し付けが多すぎると言って喧嘩していたお父さんは、別のもっと究極の押し付けをしていた。
ごめんよ。
早く自由になっておくれ。
ああ、これもまた期待なのか。
しかし、もちろん、君が覚醒しさえすれば、解放されるのだ。
これに関連して、私のできることは、自分が覚醒することだけなのだ。