いくつかのコメント欄でUFOの話題を読んだ。
僕も1989年、
最後にインドに行ったとき、帰りの飛行機から見た。
もうかなり日本上空に近く、
外は真昼の光だったが、
時差の関係からだったか、殆どの人は窓のシェードを下ろして寝ていた。
僕がふとシェードを上げると、
漂う雲のこちら側に、
葉巻型の白い物体が浮かんでいた。
あれは何だろう?
僕はUFOには特別の関心はなかったので、
ただぼんやり見つめていた。
と、しばらくして、その物体は、眩しく輝いて
空間の奥へ吸いこまれるように消えていった。
それは、光速ともいえるほどのスピードで遠ざかっていったとも言える。
四次元空間のようなものにすっと消えたようだったとも言える。
いや、その二つって同じ意味?
僕はしばらく開いた口がふさがらなかった。
でも、なんとなく、さよなら、インド、、、と思った。
数年後、アメリカはサンディエゴのミラマー空軍基地で、
航空ショーを見学した。
トム・クルーズのトップ・ガンの撮影で有名な基地だ。
空中でハチドリのように停止したり、
また急発進したりする空軍機を見た。
だが、UFOはこんなもんじゃない。
レベルが違うと思った。