知り合いがリオオリンピックとリオパラリンピックのメダル数の比を調べて表にしました。
パラリンピックの方がメダル数が多いので、その比は平均では1.64になるはずです。(表中、オリパラ比は、b/a の誤りと思います。)
ここにはオリンピックメダル数20以上の国しか載っていませんが、
その中では、日本の0.59は異様に低いです。
中国の3.41は異様に高いです。
ロシアはパラリンピックに参加しなかったのかな?
(なにしろ、オリンピックもパラリンピックも全然見てないので知らないのです。)
これはわるいようにとると、日本の障碍者にはスポーツ参加の機会がとても少ない。
いいようにとると、別にメダルなんかとらなくても、障碍者はあるがままで認められる。(大量殺戮事件すら起こっているのだから、それはないと思うが。)
中国は障碍者施策は遅れている国と思っていたが、このメダル数は驚いた。
いいようにとると、知られていないが、障碍者は盛んにスポーツしている。
わるいようにとると障碍者も国家の威信をかけてがんばらないと認められない社会。
たぶん後者と思う。
読み方によって意味がそのように変わってくると思いますが、興味深いですね。
もうちょっとつづけると韓国は、メダル数比の1.64に限りなく近い1.67なので、健常者と障碍者のスポーツが同じぐらい盛んで、そこに差別がないと言える可能性がある。
僕はもともとメダルにたいした意義を見いださない考えだが、メダル数が多くても少なくても、とにかく、その比が1.64に近ければ、同じぐらいスポーツをやっているんだなと好感度がアップです。
個人的には、むしろ、メダルが少ないけど、1.64に近ければ、健常者も障碍者も楽しんでスポーツをやっている国に想えて、好きだな、そういうの、と感じます。