光と風と波と  シャーマニックジャーニーの報告

濱田秀樹さんのシャーマニズムワークショップを西暦二〇〇〇年頃、初めてコーディネイトして参加したときの話は拙著『魂の螺旋ダンス』にも書いてある。

あのときはとにかく第一章部族シャーマニズムを書くのに、部族シャーマニズムを「体験」してなかったら書けないでしょ、そのためにまたアメリカ行く?と悩んでいた。すると、日本にひとりだけ、できる人がいると、Eiboさんに教えてもらって、コーディネイトしたのでした。
(たとえば、イスラムの節を書くには、中田考の本を読んだし、中田考とその奥さんの話も聞いたし、神戸のモスクに行って、メッカに向かって祈ったし、どの精神文化についても「やってから書いてる」んだよ! 
麻原のシャクティパットは駆け出しのグルの未熟なものだと思うし、受けてないけど、ちゃんとインドのクンダリニー・ヨーガの伝統的なグルからシャクティパットを受けてからオウム真理教を批判しているんだし。それを知らなくて言ってるんじゃないんよ。)
それから二〇年近くとびとびに濱田さんのワークには参加していて、アンダーワールドだけではなく、アッパーワールドや、ミドルワールドへのジャーニーも何回もやりました。

今回は三回、ミドルワールドへの旅をしました。以下に報告します。

(1)自分の最も居心地のいい場所を作ってください。(旅してください。探してください。出会ってくださいとは何度も言われたが作ってくださいと言われたのは初めて!)

僕は洞窟の中に作ろうとかと思ったけど、暗いなと思って、お城にした。何重もの城壁に囲まれた塔のようなお城の最上階にいて、支配(!)している人民を見下ろせる。人民は何重もの城壁に囲まれた城下町に別れて住んでいて、たとえば農村地帯では無農薬野菜を作っている。でも、放射能は世界を巡って降ってくるからダメだと思ってこれもやめた。
で、結局宇宙ステーションにした。図書館もあるし、執筆ルームもあるし、インターネットで地上と繋がっている。放射能は来ない。その中に太陽光線と土、空気から野菜になる自立したエコ農園も作った。(いつも農作物のことを考えるのは忘れないみたい。)
でもそれを収穫して料理するのめんどくさいなと思って、人を雇おうかと思ったけど、人が宇宙ステーションにいるとめんどくさいなと思って、アンドロイドにした。アンドロイドは見た目、完全に人間と同じ質を持った上等なもの。彼らは僕が必要としないとき、静止していて存在しないのと同じ。必要とすると人間と同等の質になって、農民もコックもする。
もうひとつこの世界の特徴は、僕は地上を人間個人のレベルまでつぶさに観察できて、この人がいるから社会がおかしくなるんだと思えば、その人個人を遠隔操作で暗殺できる点。
この世界は恐ろしい。こんな世界が僕の中に「居心地のいい場所を作ってください」と言われたら現出したのは、完全にポリコレに反する。僕は実は完全な独裁者で、安倍もヒトラーも真っ青ではないか!
自分にとって最も居心地のいい場所は完全な独裁者の椅子。だから僕は独裁者を見ると、怒り心頭に発するのか。なんとも恐ろしい真実ではないか。(あっさり書くなよ!)
シェアしたとき、濱田さんに聞くと、そのような「ディストピア的な世界」(この言葉は僕が今使いました)を作った人は何十年もやってきて、初めてだと言っていた。
でも、居心地のいい場所を「作れ」と言ったから・・・・。僕に言わせれば、殆どすべての人が偽善者ではないのか???
あと、僕は、シャーマニズムの世界はある意味、どこまで行っても六道輪廻の中だと思っているんだけど、ここは天でもあり、阿修羅でもあり、地獄でもある。でも表向き、天である。自分の煩悩がすべて如意になる場所だと思った。(それが居心地のいい場所では???)

(2)洞窟を通ってミドルワールドを探索し、一番大事なものを見つけて持って帰ってきてください。アッパーワールドで以前に見つけたティーチャーと一緒に行ってください。

初め、洞窟には遊歩道があって、僕は電動車椅子で、ティーチャーのジョン・レノンは歩いてその横を一緒に行った。やがて遊歩道はなくなって、狭い穴を這って進むしかなくなった。(どこかでそうなるというイメージはわりとよく現れる。)
仕方なく這って進むと岩のごつごつなどが膝に痛い。まあ、一番大事なものを探すにはこのくらいの苦労も。
するととうとう穴は行き止まりになって、先に進めない。するとジョン・レノンが「I’m just a Jealous guy」と歌った。すると、穴はふわっと開いた。

「僕は嫉妬深いひとりの男に過ぎない」と認めること。これは(1)のような独裁者になるという深い欲望が本当はあって、それが実現しないから、嫉み、そこからすべての言動が出てきていると認めること。それを認めると、一番大切なものへの行き止まりの道がさらに開くのだと思った。道は何度か行き止まり、そのたびにジョン・レノンは同じフレーズを歌い、するとふわっと道は開いてまた進んだ。
ついに開けた場所に出た。
ティピがところどころに見える先住民社会。原始コミュニズムの実現しているデモクラシーな社会だった。その村を進んで抜けたところに海岸があった。海岸の突堤で僕は一番大事なものを持って帰らないといけないんだけど、それは何?と海の彼方に聞いた。
すると水平線の彼方からものすごい光芒が走ってきて僕とジョンと海岸線とその向こうの先住民の村とすべてを包み込み、僕は光の中に溶けて、風に吹かれて、消えてしまった。
僕はもういなくなって、そこには光と風と波だけがあった。
これが一番大切なもの。
臨死体験と同じだった。
僕はこれを通常の合意された世界に持って帰ることはできないと思った。
でも、このワークの指示は一番大事なものを持って帰ること。どうしたら持って帰れるのか。
 

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2019/04/14 15.87 ALIS 0.00 ALIS
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10代より世界放浪。様々なグルと瞑想体験を重ねる。53歳で臨死体験。著書等のALISストアは、https://alis.to/abhisheka/articles/K5xGJzxZxVmE
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