友人の禅僧、文殊(本名)が、この記事をFACEBOOKに出してくれたあと、あびの「魂の螺旋ダンス」初版は売り切れ絶版、アマゾンマーケットプレイスで古本が急騰。
今は、やや落ち着いたが、2857円から12955円。(検索してね。)
改訂増補版はnoteやALISで安くゲット可能。
もんじゅまさき
2016年1月6日
アビの投稿シェアをやり直します。アビのコメントが抜けていました。神道系のスピリチャリティに嵌っているひとは必読。
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「魂の螺旋ダンス」の原稿を第三書館に送ったとき、社長の北川明は「神道批判はよくできている。だが、創価学会批判がない。今の日本では、神道よりも創価学会がもっと危ない」と言った。
僕は長期的には逆だと思ったけど、短期的にはそれも言えると思ったので、注文通り創価学会の批判的検討の章を加えた。第三書館は創価学会批判本を徹底的に出してきた出版社なので参考図書は、わんさか送ってくれた。
しかし、現時点では、僕の考えた「長期的には逆」というプロセスへの過渡期に入っていると思う。神道カルトはやはりこの国で最も危険なのだ。
僕が「魂の螺旋ダンス」を書いたとき、神道批判をきちんとしておかなければならないと思った理由のひとつは、神道を部族シャーマニズムと横並びにしてノーテンキに賛美することが若者の間で流行していたからだ。
地球各地の先住民による部族シャーマニズム(その復興運動には基本的に賛成)と、国家宗教たる神道は、ノーテンキに横並びにしてはいけないものだ。なぜか。そのことを古事記の検討に遡って明らかにする仕事は絶対必要だと僕は思ったのだ。
今、僕がしつこいぐらいその仕事をしていたことの意味が、白日の下に晒される時代となった。あの頃、僕の執拗な神道批判に対して「日本古来の信仰だから」みたいな漠然とした物言いで反論していた人たちには、現在の事態を見て、再考してほしい。
準備はゆっくりとソフトに進められていたのだ。僕はそのことを警告し続けてきたのだ。