とみますさんの、孤独死についての記事を読んだ。
僕は臨死体験の経験から、孤独死はまったく怖くないが、後始末が大変なのは、認識している。
こないだも一人暮らしの室内転倒でしばらく動けなかったし、孤独死の可能性はけっこうある。
そんな折り、市役所の障害福祉室から、ホームヘルパーを廃止できないか、時間数を減らせないか、調査に来た。
引き続き、同程度に必要であることを、大阪府立急性期総合医療センターの主治医に証明してもらうめんどくさい手続きが必要だった。
市役所の担当者からの、僕への質問項目は、実生活の何が危険かに関係のない個人情報だらけで、苦笑いするしかなかった。
誰かがつくった用紙の質問をしていくだけの、猿でもできる仕事?だ。
そのとき、実はこないだも転倒で危なかったので、緊急通報装置が必要ですと言った。
担当者は知識不足なので、向こうがしたいことのため(ヘルパー認定を取り消せる人を探しているようだ)に来るが、こっちが何か質問すると何も応えられない。(日本生命の保険レディレベルの能無し)
で、帰って調べますと言った。
数日後電話があり「障碍者手帳の等級が軽いので認められません」と答えた。
等級だけで考えるのではなく、一人暮らしであるとか、転倒したら、動けなくなることもあるとか、現状を踏まえて、福祉の中身を決定するのが、高い月給をとっている公務員のあなた方の仕事ではないのか。
マニュアルどおりなら、一冊、マニュアルブックをくれれば読めばわかる話だ。
あなた方の仕事は何なのか?
と抗議したが、いつものように暖簾に腕押し。
消費税は福祉のために上がったというが、緊急通報装置もつけてもらえない。
僕は自分のために言ってるんじゃなくて、後始末を考えて言ってるんだけどなあ・・・。
孤独死して放置されるとどうなるかは、世界的に有名になった映画「おくりびと」にも一部出てくるが、
伊藤詩織制作のドキュメンタリー作品「孤独死」にも詳細に描かれている。
御存じのように、伊藤詩織は、安倍友のひとり、山口敬之にレイプされるも、証拠もそろった逮捕直前に、山口はトップレベルからの理不尽な指令で逮捕を免れる。
日本のマスコミはこの件を正当に取り上げないため、伊藤は外国人記者会見を開く。
また、経緯をつづった「ブラックボックス」を出版。
しかるにますます数々のバッシングにあったため、海外に逃れる。
その後も優秀なドキュメンタリーなどを作り続けているが「孤独死」もそのひとつだ。
ただし、日本では殆ど知られていない。
日本の現状を描いたドキュメンタリーなのに・・・。
伊藤詩織は日本では干されているから・・・・。(-_-;)
救いなのは、youtubeで全部観られることだ。
まあ、私がひとりで暮らす実家は一軒家なので、孤独死して、蛆が涌いたら、そうじせず、解体して、新築用土地で売りに出します。
どうせ、建物は古くて、転売価格はほぼ土地の値段だそうです。
ただ、遺体処理と葬式にはけっこうつらいものがあるかもしれない。
(そのまま順番待ちのあと、焼却場に直行するように子どもには言ってある。
坊さんは嫌いなので絶対に呼ぶなと言ってある。
その他いかなる「聖職者」も呼ぶなと言ってある。
寺とは縁を切り、先祖の墓は棄てた。(僧侶に「魂抜きの費用が要る」と言われたが、「それは仏教ではない。僕は仏教徒ではないが、あなたは仏教徒なら、そんな寝ぼけたことを言うな」というと、話はそれで終わった。(-_-;))
だので、散骨したければしてもいいが、一切遺骨を受け取らない0葬が第一希望と言ってある。
燃えている間、読みたければ僕の「浄土真宗の法事が十倍楽しくなる本」の下段の超簡単現代語訳と、
同じく僕が書いた「超簡単訳 歎異抄・般若心経」の般若心経の超簡単現代語訳を読むのはかまわないと言ってある。)
僕は、完全に解放された世界にいくことは、臨死体験で知ったが、残された方々は、御苦労さまです。
ぽてちん。
緊急通報装置、どうしてもダメ?