2012年1月10日
今日、図書館で日本手話の文法についての本をチラ見して思った。
受け身と使役をどのように表現するのかは、構文におけるひとつの要である。
そのシステムの違いこそが、それぞれの言語の持つ独自の文法システムのひとつの鍵といっていいのである。
ちがうかな?
ちょっと疑問に思ったのは、他の言語の文法の本は語学のコーナーにあるのに、
手話の文法の本は福祉のコーナーにあり、
発達障害とかアスペルガーとかいう文字の躍る背表紙たちと並んでいることだった。
言語のコーナーにおいたほうがいいのにと思った。
言語学的に比較するためにも場所はそこのはずだ。