有料記事のアップができるようになったALIS。
そこでけっこう難しいなと感じたのは、有料エリアの設定の加減です。
というのも、僕の場合、NOTEではまるまる本一冊分のテキストを販売しているので、一ページや二ページ載せても全体のごく一部。
しかし、ALISで短い文章を有料にする場合、おいしいところまで無料で読んでほしい想いと、買ったからこそおいしいところが読めたと買った人に感じてほしい想いがせめぎ合ってしまいました。
結果、今回はちょっと無料エリアを広げすぎたかな?という想い。
これです。
一番大切なものを見つけるところまで無料で、それをどうやって通常の世界に持って還るかという問いと共に、有料エリアが始まるようにしてみました。
問いかけと共にその先を読みたいと想っていただいて、有料エリアが始まるのは、よいやり方といえばよいやり方だけど、見ようによっては少し「あざとい」かも?というためらいも。
また後から考えると、たとえその問いの答が有料で初めて得られたとしても、かなり大事な部分まで無料で読めてしまっていて、有料エリアで得られた新しい満足は、こんなものか?と想われないかと、気を遣う羽目に。
だけど、かなり書いたからこそ、無料エリアだけを読んで、いいねを押してくれた人や投げ銭してくれた人もいる。
うーん。難しい。
どんな話か見当もつかなくても、著者名だけで買ってくれるような有名作家は別として、この設定は相当難しいぞと想いました。
あるいは、かなりいい部分まで無料エリアにあると想えば、解決編だけを追加で読める有料エリアの価格設定をもっと下げたらよかったかな。
今回は最初から、たぶん「10ALIS」が、「いいねを収入にするか、購買に収入を頼るか」の分水嶺と考えての試みでした。
結果まさしくその通りというか、一番中途半端というか。
いいねと購買の両方合わせて、いいねがたくさん集まったときと同じ程度という感じかな。(まだこれからわかりませんが。)
今後、気楽に1ALISの有料記事をたくさん書くというのもひとつの試みかなと考えたり。
前に書いたけど、これは今アカウントを持ってなくて当然1ALISもない人への誘い水効果は、十分。
なんなら、0.1ALISでもその効果ってあるんだよね。
でも、有料機能は整数でないとダメなんですよね?
手探りしながら、いい形を見つけていきたいです。
もうひとつのテーマ。
ALISにダイレクトメッセージ機能が欲しい。
これはたとえば製本された本などを郵送したいとき、投げ銭や申し込みページへの入金(もちろんALIS決済)はできるけれど、送り先住所などの個人情報は皆に見えるところにはなるべく出さない方がいいでしょう。
販売する側が自分のメルアドを出せば、そこへ必要な情報は送ってもらえるけれど、これも、メルアドを皆に見えるところに出すことになる。
実はこのDM(ダイレクトメッセージ機能)があれば、今までの機能だけで、つまりただ投げ銭ができるだけで、個人交渉で、何でも売買できるし、どんなサービスでも交換できるんですよね。
本だけではなく、メルカリみたいにあらゆる物品を出品し、販売することや、仕事の依頼や語学などの先生の依頼もできる。
物品などはタッチの差で在庫以上の申し込みがあったら返金の必要が出てしまうので、申し込みは無料でやって、在庫ありOKが出てから、ALISを払えば、いいと想うんですよね。
と同時に締め切れば間違いは出ない。
ダイレクトメッセージがあることによるマイナス面も何かあるかもしれないけど、今のALISの感じだと信頼関係が成立しており、殆どの問題はクリアできるんじゃないかと想うんですが、どうなんでしょうね?
ひとつの課題提起とさせていただきます。