よしりんの『台湾論』が出たとき一回読んだけど、日本は台湾統治でインフラ整備などいいこともしたと言いたいのが中心の日本礼讃本として読み流した。しかし、この2月に33年ぶりに台湾を訪れた僕は今、これを台湾それ自体を考える本として読んでいて、前よりはおもしろい。『台湾現代史』という本もおもしろかった。