3月の交通事故について、今日、紛争処理センターでやっと和解した。
交渉相手は保険会社。
信号のない横断歩道を車椅子で横断中の事故だった。
その横断歩道を見ずに、減速もしないで、ひとつ先の青信号を抜けようとむしろ加速した車がぶつかり、車椅子がぐしゃぐしゃになり、
僕は頸部と腰部の捻挫、挫傷の診断。
車椅子が衝撃を吸収したから、その程度ですんだ。
責任はドライバーが100%の人身事故として警察が受理。
争点は、
車椅子破損で代替車が届くまで外出さえできなかったのは、足が折れて入院したのと同じという僕
vs
車椅子については物の破損だから修理費で終了という保険会社。
僕は車椅子は物ではなく足だと認めなければ、
裁判して、足だという判例をつくるまで闘う覚悟だと言った。
後の人のためにもそれが判例にならないと、困る。
物ではない。
義肢と同じなのだ。
それが社会常識になるべきだ。
車椅子が、破損して動かないため、
代替車が来るまで友人の世話になっていた間の謝礼などを慰謝料に含めるべきだと主張しました。
入院ではないため、入院の場合の慰謝料にはならないが、
せめて外出できず、人の世話(介護)されていた間の費用は、保証しろというもの。(領収書あり)
車椅子は物だ、いや足だと、何回、保険会社と話したか。
保険会社は友人への謝礼を認めないという。
仲介の紛争処理センターの無料弁護士は、認めないと言っているところから、いったん焦点を外しましょう。
足と同様のものが破損して、不自由した件で、慰謝料上乗せをこれだけ要求しましょうと言った。
それ、友人への謝礼より高いやん!
車椅子が足だと認めて、慰謝料上乗せするなら、それでいいと僕は言った。
弁護士は、保険会社の担当者と話し、戻ってきた。
この慰謝料上乗せは認められない、友人への謝礼を認めると回答しました。
結局、元の要求どおりだ。
で、これになります。
その場合の計算書、作ってあるやん!
こっちも作ってたんですか!?
まあ、色々なテクニックがあるわけで。
なるほど、認めらないと言ったことから、いったんフォーカス外して、他からもっと増額要求し、
こっちの方がマシだなと判断させて、
認めさせるのか。
プロだな。
というわけで、僕の主張は認められ、斡旋案で和解しました!