この記事を読んだ。
評価ロジックは結局すべてブラックボックスなのだが、
活動による実感や、
意識的検証実験で、ある程度見えてくることもある。
以下は主に単なる実感で、あまり検証もしていないが、
昔、滞在時間はイラスト、写真であろうと小説であろうとあまり関係なく、いいねの数だけが関係しているように見えた時代があった。
その時代に唯一、いいね数と獲得ALISにズレの出る要因としては、
信頼アルゴリズムの高いユーザーのいいねが付いているかどうかに見えた。
僕は信頼アルゴリズムの高いALISの中心メンバーからのいいねが少ない方に見え、1記事の獲得ALIS少ないなあと感じつつ、記事数が多いことでALIS獲得を稼ぎ続けていた。
次に、滞在時間が獲得ALISを大きく左右される時代が来たように見えた。
いったん獲得ALISが激減したように見えたが、ちゃんと読んでからいいねしてや〜と言う連絡が、自分の固定読者に行き渡ったころ、却って獲得ALISは増えた。
次にミュート数の多い人はオススメに表示されない表示ロジックが採用されたように見えた。
僕へのミュート数の多い(←たぶん)原因は、前回のロジック変更で獲得ALISが減った時期の末期、ヤケクソ的に大量の記事を投稿したことが影を落としている気がする。
それから滞在時間問題が解決し、却って獲得ALIS増えたなあと思っていた頃、ちょっと前にやらかしたことが、表示ロジックに反映され、オススメに出なくなった。
しかし、これは黙っていたが、実はオススメに出なくなってもあまり獲得ALISは減らなかった。
記事数の少ない時期だったこともあると思うが、もともと僕の読者はオススメから探すのではなく、僕のマイページから順に読んでくださってる方が多かったからかもしれない。
また夏から秋頃の新規ユーザーに何人か深く交流できる有り難い友人ができたり、その人たちが本を買ってくれたり、幸福期がしばらくあった。
しかし、運動会の始まる直前、またロジックの変更があったように見えた。
ありていに言うと、1いいねあたりの獲得ALISがまた減った。
全体的に減ったし、漫画など滞在時間の短いものは特に減ったように見えた。
僕がサインペン一本の漫画を描き始めたとき、滞在時間は短いはずなのに、100ALIS越えなども続き、漫画は滞在時間が短くても評価されるんだなと思った。
ジャンルによって、ちゃんと自然な滞在時間との相関関係がロジックに活かされてるなら、すぐれたロジックではないかと思った。
しかし、まもなくそれがなくなった。
全体的な1いいねあたりの獲得ALISも減った。
その直後に運動会が始まり記事数が増えたので、その影響で見えにくくなったが、
運動会の始まる直前、一瞬だけ1いいねあたりの獲得ALISが、記事数が増えてないのに減ったのが観察されたと思う。
それは、いいねをする行為に回るALISの比率が高まったためではないかというのが、僕の仮説だ。
滞在時間による獲得ALISの違いについてはいくつか疑問点がある。
スマホなら指が何かに当たるだけで、いったん、ページを離れてしまうことがある。
慌てて戻っていいねした時、戻ってからの時間が滞在時間なのか?
記事中にリンクを貼るとリンクに飛ぶときもある。
飛んで戻れば戻ってからだけが滞在時間なのか。
youtube動画のリンクを見ているときは?
そのページの小画面で見ていれば滞在時間にカウントで、大画面で見たくて完全にyoutubeに移動すれば、滞在時間でなくなるのか。
そのyoutube動画が作品のメインで自分で制作したものだろうと、
ただの借り物だろうと、滞在時間カウント方法は、よくも悪くも同じなのか。
考えたらキリがない。
完全なロジックなど存在しない。
ロジックに合わせて、記事を作ったり、編集したり、
視聴の仕方を工夫して、いいねするのは、本末転倒だ。
ロジックの課題や謎って無限だ。