腰痛は休業4日以上を伴う業務上疾病の約6割を占める
58%が災害性腰痛であった。
腰を曲げての持ち上げ動作が腰痛リスクを上昇されるというエビデンスは乏しいと報告された
少なくとも12キロ未満の物の持ち上げ動作に関しては、持ち上げ動作が腰痛発症のリスクを高めるという質の高いエビデンスはない
体に伝わる振動が大きいことや、振動への曝露時間が長いことは腰痛のリスクを高めるという報告
振動吸収座面シートの導入など、振動への曝露を低減するための措置がなされているかも評価する必要
連続作業時間は1時間を超えないように
10~15分の作業休止時間を設けるように示されている
満18歳以上の成人男性においては、重量物の重さが体重の40%以下、女性においては、男性が扱える重量の60%以下の重さになるように努めることが推奨