上腕骨筋い骨端線障害
繰り返される投球動作が上腕骨頭の生理学的な減捻の進行を制限させ、10歳以前に既に生じている
骨端線しょうがいにより上腕骨の後捻角は増大するが長軸方向の成長に及ぼす影響が一律でない
一般的には予後良好な病態で、投球禁止などの保存的治療にて治癒するといわれている。
罹病および治療経過期間
発症から初診まで
43.7日 7日〜150日
初診から疼痛消失まで平均32.9 10日〜98日
初診から完全復帰まで平均109.6日、27日〜244日
診断は上腕骨近位外側部の圧痛および単純X線像にて健側に比し2㍉以上の骨端線幅の離開を指標にした