ALISのβ版イベントに参加した時のことです。
ちょっと遅れて会場入りしたため、たくさんいた参加者の方々の間では、すでに輪ができてしまっており、内気な自分はどこにも所属することができませんでした。
そのようなわけだったので、会場のALISケーキ付近に陣取り、ひたすら、おしゃれに散りばめられたサラダを食べておりました。
おそらく5%くらいは私が食べてしまったものと思われます。
そんななか、主婦ふうの方が私の前を通り過ぎ、同じようにALISケーキ付近で所在無さげに飲み物を飲んでいる方がいました。
その方はそのまま会場の雑踏の中に消えていったのですが、またしばらくして、ALISケーキのところに陣取っていた私の前を通り過ぎました。
そのとき、なんとなく雰囲気が気になりました。この「気になる」というのは、私が日頃から気にしている「直感からのメッセージ」です。
「ここは話をしないともやもやが残ったままになってしまう」と感じたので、話しかけてみたところ、どうやらALISの漫画イラストを描いている方のようでした。
「昼間のスライドで紹介されたALISの漫画、実は私が描いたんですよ」
...ということで、
ほんのりと盛り上がってイベントでお別れしたのですが、家路につく時に、私が運営しているサイトでイラストをどうしようかな、と考えていたことを思い出しました。
私は絵心がなく、人物も針人間しか描けないのです...。
「これって、今日、知り合ったあの人に頼んでみればいいんじゃない!?せっかくだからALISトークンで!」
・・・と思いつき、連絡したところ、すぐに商談成立しました。
本当はALISで取引してみたかったのですが、提示された見積額を、常に時価が変動するALISトークンに変換することが、いろいろと難しいことに気がつきました。
ここ1週間の平均値で、とか、いついつ時点の価格などと取り決めをしないといけないので、その点が面倒だな、と感じた次第です。
見積もり額がALISであれば、こうした変換作業はいらないと思いますが、日本円相当のALISとなると、いろいろ大変ですね。
でも、せっかくなので、イラスト料とは別に、投げ銭としてALISを送金しました。
ブロックチェーン上に刻まれることが記念になりますし、その方自身も「これで私もALISホルダーになれた !」と喜んでおりました。
自分の好きなことや得意なことで、誰もが生活できる社会ができたら本当に素敵なことだと思います。
もしかしたら、そんなプラットホームがALISでできるかもしれないと思うと夢がふくらみます。
今回はALISイベントというリアルの場で仕事のつながりができました。
でも、これからは、リアルだけでなく、ALIS上でも、得意なことや好きなことをシェアしあって、豊かさの循環が生まれたら、幸せな世界がもっと広がるのではないかと思っています。