ポジティブ思考を持つ人間は2種類の人種がいる。彼らは、ほぼ同じような特徴だと思われがちですが、能力的には全く違います。私たちは、その2つをあまり区別がついていません。人生を本気で変えたい、自分を本当に変えたいと思うなら、この違いをしっかり把握しておいた方がいいでしょう。
なぜなら、彼らは人生の末路が全然違うからです。
楽天主義者
くよくよせず物事を明るい方に考える「楽天的」
楽観主義者
物事をうまくゆくものと考える「楽観的」
例えば、期末試験のテストが赤点だったとき、楽観主義者は、落ち込まないで、『大丈夫!大丈夫!次はなんとかなるよ!』と言うのは、気持ちだけ前向きだけれど、次の試験までに対策を取らない場合が多い。
一方で、楽観主義者は、ダメな結果からもよい側面を見つけ出すことができます。単に、大丈夫!と思うのではなく、良い面を活かしながら、悪い点をカバーする、あるいは対処する能力を持っています。ですから、今回のテストで成績が悪くても、次回のテストでは対策を取るタイプです。
楽天家は、対策を練らず、とにかく大丈夫!なんとかなるさ!だけで、生きようとする人間です。しかし、小さな失敗をしてきたのにも関わらず、学びがなかった楽天家は運が尽きたら、全てが終わりのよう人生。
人生、運任せだけでは、上手くいきません。運が良い人の条件は、IQにありました。洞察力、思考力、問題解決能力、判断力などが優れているため、結果的に運が良い人生(失敗を選択しにくい)を送っています。
ネガティブな人は、そもそもチャレンジを怖がるので、人生で大きな失敗をすることはそうそうないでしょう。例えば、1000万円、株にかけてみようなんてできないと思います。
楽天家なら、いっちゃえ!という感じで、株の分析をしないで全額かけてしまいそうですね。
楽観主義者のように、【自分を観る】、【状況をよく観る】ことから、学習能力が高いと言えるでしょう。
ですから、楽観主義者が大きな失敗をしたとしても、起死回生能力が圧倒的に楽天家より高いので、早く乗り越えられます。
ただ、なんでもポジティブになればいい!は、愚かな発想なので、賢く対策を取れるポジティブな楽観主義者になりましょう。