
サムネ画像は、まさに仮想通貨を始める前の私……。
いや、そんなことはない。
もっと明るくはつらつとして、ニコニコしていて、誰よりも元気で楽しくて――。
はい、ダウト。
私はどちらかというと社交性のない人間です。
ライター(あるいは小説家)という職業になりたかったのも、「自分の思っていることを面と向かって伝えるのが苦手だったから」でした。
文字に書いて表現、というのはもっと大変なことだと知るのは、それからだいぶ後の話ですが……。
さて。
私は仮想通貨に参入する前、株式取引を趣味でやっていました。
利用していたのは、某ネット証券会社さんです。
一介の社会人(新卒)に動かせる金額はたかがしれていましたし、あまり金回りのいいところに就職できなかったので、
「ここで撤退は最悪」と思いながらも、ギリギリの生活費を工面するために売りを余儀なくされたこともあります。
株は、すでに多くの大資本家が参入しているというのは、みなさんご存知の通りだと思います。
大資本家がひしめき合っているということは、大きく儲けることは難しい、ということになります。
価格の変動は、どこかで不祥事がない限り一定の幅に抑えられています。
逆を返せば「大損でどうにもならなくなる」ということはあまり考えにくいというメリットでもあるのですが……。
サムネイル通り、その頃の私は「仕事辞めるか、上司全員と法廷まで行く」くらいの追い詰められ方をしていました。
(先輩は優しかったんですが、上司がとにかく部下を徹底的にイジメ倒すタイプの人で……)
そんな荒んだ状況で、先輩と酒を飲み、バラバラと暴言を吐いていました。
「辞めますよ、私は! そんで民事でも刑事でもなんでもいいから裁判に持ち込みますよ!」
「……生活はどうするの」
……今思い出しても、先輩は驚くほど冷静でした。私が酔いすぎていただけなのでしょうが……。
そのときに初めて聞いたのが「そういや、ビットコインって凄いらしいよ」ということば。
当時は1BTCがだいたい25万円くらいでした。
そのとき手を出していた株式から全部撤退すれば、2BTCくらいは買えたはずです。
……いや、見栄張りすぎかな?
でも1BTCくらいは買えたと思います。
「ビットコインってアレですよね、仮想通貨の何かのアレの、その、アレ」
正直、その頃の私の知識はこの程度でした。
【ビットコイン=仮想通貨】ということは分かっていても、それ以上のことは何も知らない。
先輩は事細かにビットコインのことを教えてくれました。
結構興味をもって調べていたようです。
ですが、最後に一言、「でも、やっぱりなんか怪しいっていうか、ちょっと怖いよね」と漏らしたのです。
多くの仮想通貨非参入者の持つ「なんとなくの抵抗感」は、きっとここにあるのだろうと思います。
私も同じように「25万円が、どこで使えるかもわからない通貨に交換される」ということを恐れました。
そして機を逃した私は、2017年末に、1BTCが200万円を突破した、というニュースを見ることになります。
その頃にちょっとでも興味をもって1BTC、いや、せめて0.5BTCでも買っていれば。
「後の祭り」ということばがこれほどぴったりな状況はありませんでした。
仮想通貨どころかデジタル技術にまったく興味のなかった母でさえ、正月帰省時には「ビットコインとかいうのがすごいんだってね」と言っていました。
ここまでグダグダ書いてきて、私が何を言いたいかと申しますと。
1つは、「だからこのALISっていう取り組みは凄いと思った」ということ。
初期投資としての金銭が不要なだけで、新規参入するためのハードルが、とても低くなります。
また対価(ALIS)を得るための行動は、「記事を書く」「記事を読んで評価する」と、きわめて単純明快。
既存の政府発行通貨主体の経済体制から、少しでも多くの人が仮想通貨を手にし、利用できる社会へと変化していく未来の、その一石になっていると感じます。
もう1つは、「それでもまだ仮想通貨に否定的な考えの人は少なくない」ということ。
つい先ほどチラっと登場していただいた我が実母ですが、2017年末の暴騰で「仮想通貨は凄い」と言い、
2018年初の暴落で「やっぱりよく分かんないモンは危ない」と、手のひら高速スピンしていました。
仮想通貨の暗号技術について、私は細かい内訳を知りません。
どのように通貨が記録されていくか、その概略は知っていても、技術の運用はできません。
これも、多くの一般的な社会人に、同様に言えることではないでしょうか。
冒頭でもお伝えした通り「目に見えない形」になるオンライン証券会社さんを利用してやる株式トレードは「怖くない」。
なのに、同じ目に見えない形になる仮想通貨は「怖い」のは、なぜなのでしょうか?
私もかつては同じでした。
だから、そうやって批判する人がいる気持ちは、分からなくもありません。
でも、やってみたら何のことはなく、ちょっと暴れ馬が過ぎる株式トレード、って感じでした。
(かなり乗りこなすのが難しい馬であることは言うまでもありませんが)
「仮想通貨はよく分かんないから怖い」という、仮想通貨の食わず嫌いからどう人々を脱出させるか。
そのカギを、ALISは握っているような気がします。
さて、下が仮想通貨を始めた後の私の画像です。
何にも変わってないやんけ!!
ALISと共に、私の仮想通貨資産もどんどん大きく育ちますように。
あずまや
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