どうもどうも。Mt.MKです。
雨の合間を狙って、頑張って稲を刈り、やっと稲刈りが終わったと思ったら凄い快晴になりました。そうだよね~ 世の中そんなもんだよね。刈っている時に晴れればいいのに・・・
悔しいので部屋にこもってクリスペでもと思ったのですが、天気が良すぎて家に居難いので、ちょっとだけ山に行ってきました。
この時期は山小屋で美味しいピザが食べられるらしいので、軽い気持ちで登山です。
登るのは長野県大町市にある”爺ヶ岳”。あんまり有名じゃないけど、時々NHKとかに登場する山ですね。標高2670m。
大町市の扇沢駅(立山黒部アルペンルート長野側)の手前に、ひっそりと爺ヶ岳への登り口があります。
アルペンルートのほうが有名ですね。観光ならそっち行くわ。黒部ダムもあるよ。
今回登る登山道は名前が付いていて、その名も”柏原新道”。先々代?柏原さんが新しく作った道です。そのまんまじゃねえか。
この柏原さんですが、かなりすごいんです。
この新道ができる以前は険しく登り難い道のみで、皆さん苦労して登っていたらしいですが、現在は小学生でもギリギリ登れるくらいになってます。
それでは、山の風景と美味しい昼食を目標に、ゆる~い登山開始です。
すごくいい天気っすよ。稲刈り中に晴れればいいのに・・(まだ言ってる)
あの中央の山の向こう側辺りが黒部ダムですね~ 混んでるんだろうな~
平らにならした道に石を集めて敷き詰めてあります。歩きやすい。
かなりの高齢者の団体さんも登ってます。支払う医療の窓口負担が倍になったんだって。愚痴りながら余裕でのぼってますね。そんなに元気なら負担増えてもいいでしょ。
朝と夜の気温差が大きくなってきたので、樹木の端っこが紅葉してました。見頃まではもう少しだね。
さらに季節が進むと、やたらと寒くなります。雪降ったらこの辺は埋まるんだよな~。雪が壁みたいになりますよ。
登山口から30分ほど経過しました。緩めの登り坂が続いています。
端っこまでギッチリと石を敷き詰めてある道はとても歩き易いです。柏原さんの情熱というか、こだわりを感じます。
だいぶ背の高い木々が減ってきて、周辺の山が見え始めました。
一緒に休憩していたお爺さんに、「あれはなんて山だい?」と聞かれたので「名も無き峰です」と、親切に教えてあげました。すいません。峰の名前まで覚えてません。
ナナカマドの木が紅葉してました。雪でウサギを作ったときは、この実を眼の辺りに突き刺す!と、なんとなくいい感じになります。
森林地帯をちょっと抜けましたが、まだしっかりと道が整備されています。傾斜も登りやすいように工夫されていますね。里山歩きの気分でスタスタ歩けます。
遠くに映っているのは、うちの相方です。座敷童ではない。覗くな~。
ここまで石を並べてあると、執念を感じますよ。並べすぎだろ。
歩きやすいからありがたいけど。
白樺の木が大量にはえてます。高山って感じになってきた。
尾根に出たわけではないのに、道が平らになりました。平らっていいよね。
名前をつけるほど水平なんですよ。きっと。名付けのセンスが無いわけではありません。
登山道からすぐ脇に、綺麗な稜線が見えてきました。たぶん、傍にある”蓮華岳”を裏側から見ているみたい。裏蓮華・・なんかいい感じ。
大き目の石を座りやすいように並べてあります。気遣いがうれしいですね。どっから石持ってきたんだろう?
と思ったら、これ石割って作ってあるわ。普通は頑張っても木製ベンチだろ。
石を割って作るってすげえな。ちょっと引くけど・・
登り始めから2時間半くらい。石畳は減るどころか、さらに増加している。
自分で名付けしちゃってるね。たしかに。見たまんま石畳だよ。
もしかして、この名前付けたくて必死に石並べたとか・・まさかね。ははは・・
快晴で、僅かに紅葉した樹々と遠景の稜線のコントラストがすばらしいデス。
撮影のぎじゅつが・が・・。これはカメラのせいだ。そうしよう。
富士見坂・・ということは、もしかしてあの山が見えるのか!?
ほんとに見えるのか?
見えると言われると、何となく見たくなるあの山♪ 下界のほう(上から目線)は霧か雲がでているようで、良くわかりませんでした。あれかな~?
なんかヤバい看板を発見しました。ここ数日って書いてありますよ。鉄砲坂なのに関係なく出るんですね。
周囲を確認しつつ、後編に続きます・・・