ChatGPTという言葉は、耳にしたことがある人は少なくないかもしれません。これは、かのイーロンマスクが関係しているOpenAI社が開発した自然言語処理システムの一つであり、https://chat.openai.com/から誰でも無料で利用することができます。
今回は、そんなChatGPTを使ってブログ記事を作成していきたいと思います。ChatGPTがどのくらいすごいのかピンと来ていない方もいるかもしれませんが、使い方次第では、これまでの作業時間を一気に減らすことができるツールといえます。
作成するブログ記事:納豆について
ChatGPTに作成してもらう記事は納豆に関する記事です。さて、ここで最初に命令文として「納豆について書きたいので、アウトラインを教えてください」と入れます。
すると、日本語か英語でつらつらと文章が生成されます。
最終的に出力されたものを整理すると、
I. はじめに
A. 納豆の定義
B. 納豆の簡単な歴史と起源
C. 日本における納豆の人気と消費量
II. 栄養価および健康効果
A. タンパク質、ビタミン、ミネラルが豊富
B. 心臓の健康、消化、骨の強化に寄与する
C. 納豆摂取の利点に関する研究調査
III. 納豆はどのように作られるか
A. 製造工程の説明
B. 主な使用原料
C. 他の発酵食品との比較
IV. 納豆の食べ方・摂り方
A. 伝統的な調理法
B. 納豆を使った人気の料理
C. 現代の食生活に納豆を取り入れるための提案
V. 論争と批評
A. 強烈な臭いとヌルヌルした食感
B. 日本以外では入手が難しい
C. 文化的・個人的嗜好
VI. 結論
A. キーポイントのまとめ
B. 納豆の消費に関する最終的な考えと推奨事項
C. さらに読むための参考文献
と出てきます。少しブログというには長く、若干論文のような感じを受けます。そのうえで、一番上の「A. 納豆の定義」についてをさらに解説してもらうために以下の命令文を打ちます。
納豆の定義について、解説してください
すると、出力結果として次のようなものが得られます。
納豆は、大豆を発酵させて作る日本の伝統食品です。大豆を蒸した後、特定の種類の細菌、枯草菌と混合し、数時間から数日かけて発酵させる。その結果、独特の風味と食感を持つ、ネバネバした食品となる。
納豆は、ご飯に混ぜて食べたり、醤油やカラシなどの調味料と一緒に食べたりして、朝食によく使われる。また、納豆寿司や納豆かけご飯など、様々な和食の材料としても使われています。
納豆は日本での消費の長い歴史を持っており、高タンパク質含有量、健康なバクテリアと酵素のユニークな組み合わせ、および心臓の健康、消化、より強い骨の改善に寄与するなど、その健康上の利点が認識されています。
全体として、納豆は発酵した大豆から作られる日本料理の伝統的な食品であり、その健康上の利点が認識されています。
このような作業をパラグラフごとに行うことで、結構なボリュームの記事を簡単に作ることができます。
また、ここでは解説しないですが、Perplexity Askが開発したサービスやCohereなど面白いサービスも続々出てきています。それに関連するノウハウ記事が面白いので後々紹介するかもしれません。
ChatGPTはGPT3というモデルを利用しており、このAIのパラメータ数は1700億といわれています。しかし、現在Googleが1兆を超えるパラメータを持つAIを開発していたり、中国のM6というAIは10兆パラメータを持っているなどとんでもない発展を見せています。個人的にはAI分野は中国に軍配が上がりそうな予感、ですが、まだわかりません。