PS4を購入したのはいつ頃だっただろうか。2015年くらいの話になるが、そのころPS4は次世代コンシューマーデバイスとして注目しかされていなかった。
しかし、今ではすっかりとその風景は変わった。次世代機であるPS5にSteamDeck、そしてタブレットやスマホ端末の進化、いろいろな場面でPS4は役割を終えつつあることが明白である。
しかし、PS5にはPS4の痕跡ともいうべき機能がいくつか備わっており、コントローラーなども旧機のモデルをある程度継承しているともいえる。
PS5において、前世代機の特徴を掴んでいるというのは何ともうれしいことではあるが、一方でいまだに解決されていない問題もある。それが転売問題だ。
PS5の値段はいまだに定価に戻る状況ではなく、需要が供給を上回り続けている。とはいっても、この現象はPS5だけに限るものではなく、なおかつ世界全体で見れば問題ですらない。
そもそも、開発元のソニーはPS5について、アメリカ市場向けに多く販売しているとされている。これはバンダイやコナミと似たような商売状況になっていることがわかる。
日本のユーザーは既してコンシューマ機のゲームをフルプライスで買うということがよくあるそうで、これは諸外国に比べると圧倒的に多かった。それが完全に裏目に回っているのが現在の状況で、海外ではゲーム当たりの価格を8000円で買うことはほとんどない。
そして、steamやG2Aなどの安価なソフトウェアパッケージとして購入するというよりも、コンシューマー機のディスク版を買うという習慣も同様のようで、これも相まってか、Steamなどではおま国タイトルが軒並みバンダイやコナミ、テクモなどから出ている。
プレイステーションはすでに最盛期を過ぎ、衰退の一歩をたどっているのではないかと思うことがある。しかし、このような状況でもプラス会員の費用を月額800円と、以前よりも値上げしているのは凄いと思った。プラス会員費は値上がりし続けるかもしれないが、プレステの栄光を忘れることはない。