いつのまにかALISトークンの価格が大幅に変わっていました。なんと、ここ数日で一気に6割も下落していたのです。いまでは1ALISが1円程度と、これまでよりも大幅にALIS価格が減退しました。
これまでALISの暴落については言及してきましたが、ここまでいきなり来るとは思っていませんでした。まだビットコインの半減期である2024年は迎えていないですし、ここで大幅下落というと何か別の意図があるのではないかと思ってしまうほどです。もしも何かしらの強制措置がなければ、シンプルに2024年付近までは上昇基調になるはずだからです。仮にALIS価格がさらに下落することになれば、すべてのALISプロデューサーに影響が出ることになり、ALIS存続の危機ともとらえられます。
しかし、そんなALISにも問題はあり、それが形骸化することはありません。ALIS最大の問題は、その硬直性であり、不変性でしょう。何もかもが2019年ごろのそれと変わっておらず、プラットフォームとしてnoteにすら後れを取っており、追いつこうという感じも見られません。
ただの1ユーザーの意見ですが、ALISを続けていくとなると、この状態を鑑みるに自分でサイトを運用したほうがいいのではと思ってしまうほどです。
また、ALISには数多くの優れたクリエイターが投稿を重ねておりますが、これを言ってしまうとアレかもしれませんが「世代交代」というものが一切起きていないように感じます。というか、世代交代を感じさせるほど活気づいておらず、もはや忘れられたプラットフォームと化しているのです。
今後においてもALISが消えるわけではありませんが、正直悩ましいところでもあります。ALISは非常に画期的かつ革新的なアイデアだとは思いますが、それは最初限りであり、それ以降のテコ入れはない以上、今の時点では上記の誉め言葉を同じようには言えません。
なので、これは見切りをつけるタイミングをどこかで決めておくことがいいでしょう。個人的にはいつまでにやめる、とか何記事投稿したらやめるなどのように、ALIS依存をしないほうがいいということです。これもまた、何度も言っていますが、Web3の特徴の一つが構成可能かる相互運用可能ということです。これらは言い換えれば一つのプロトコルに依存しないで、いろいろと乗り継いで旅していくような印象を受けます。
確かにALISのプロジェクトには面白いものもありますが、撤退やそこまでALISに没頭するほどにALISに徹する必要もないでしょう。それがここ最近のALISトークンの暴落と暴騰から思ったこととなります。