League of Legendsは世界でも類を見ないほど盛り上がってるゲームの一つといえるでしょう。新しく開催される予定のWorld 2022では、Lil nas Xというラッパーが主題歌を担当しています。その歌は非常にアニメ的にも洗練されています。
Worldというシリーズは過去に2020、2021と展開されてきています。140を超えるチャンピョンの数、そして、それらすべてのキャラクターに存在するそれぞれのストーリー、さらには独自の世界「ルーンテラ」という地理的背景の存在、これらのコンテンツのボリュームにはただただ驚きしかありません。
そして、ユニバースのほかに存在するスターガーディアンやオデッセイ、K/DAの存在はLoLのスピンオフというよりも、別の顔としてそのコンテンツに全く異なる視点を提供しています。それはまるで、まったくLoLについて知らない人々の理解を得るために魅せられてるようなものです。
LoLの世界に圧倒されてばかりで、これの本質を見失ってしまっていたのですが、Valorantとの関係性も否めないところがあります。Riotはゲームから漫画やアニメ、映画のような芸術に昇華させることが非常に多くあり、最近の原神のアニメ化などもこれを見れば納得がいきます。
こちらのEnemyも同じようにLoLの世界観を現したもので、地域の一つであるゾウンとピルトーヴァーの生活を映し出したアーケインにつながる動画となっています。非常に洗練された動画は、アニメーションの現在地を再確認できます。
中国からも日本風アニメはどんどんと出てくる時代になりつつあります。その一つである時光代理人は日本アニメに非常に似た雰囲気を持ちつつ、独自のストーリー展開を行っています。
また、そのほかにもNetflixではCyberpunkのアニメーションが放映され人気を博しています。
このEdgerunnersは、まるでサイバーパンク2077というゲームの世界を見ているかのようなアニメで、人間関係やそこで起きるドラマなどを描いています。サイバーパンクを題材にした作品は小説に端を発し、攻殻機動隊やクラウドパンクスなどゲームに重点を置いていました。その後LoFiといわれるジャンルが誕生したり、サイバーパンクの世界観は徐々に広がりを見せつつあります。
ここまで、LoLや中国アニメ、サイバーパンクについていろいろと紹介してきましたが、それぞれ宇宙、時空、テクノロジーなどを題材にしています。私としてはこのジャンルの小説やゲームはこれまで多く出ており、もはやその数は数えきれないほどといっても過言ではありません。
時光代理人は、Dontnodが作成したLife is Strangeやシュタインズ・ゲートのような時間リープ物を思い出します。ほかにも、LoLのスターガーディアンについては、まるでゲーム界に舞い降りたセーラームーンのような印象を受けます。
どこか過去に見てきた作品のスニペットを垣間見るようでデジャブ感があり、驚きとともに何かを思い出すという不思議な感覚があります。