※この記事には私見が含まれます。
2010年付近の音楽シーンについて振り返ってみると、意外にもボカロが最盛期だった気がしている。初音ミクや鏡音リンレン、じんなどのボカロクリエイションが目立っていた2010年のYoutube。
多しか記憶が正しければ、その時代では登録者が10万人いれば大御所で、100万回再生が今でいう1億回再生くらいのインパクトを持っていた。
千本桜や脳漿炸裂ガールはボカロの代名詞といってもいいくらい有名になったものの、2010年におけるボカロはダークサイドなものもやはり目立っていたように思える。
ダークサイドというかアンダーグラウンド的なものかもしれない。正直、2010年においては、もっぱら家のパソコンでYoutubeをあさりにあさっていた日々だったので、世の中で何が起きていたのかあまり覚えていない上に、東日本大震災が起きた当時も、Youtubeで情報収集していたのを思い出す。
洋楽、という観点でいえば、それにはまりだしたのは2013年以降であるから、まだ2010年の時点ではYoutubeの100万回再生動画を恐る恐る見ていたという感じであった。あとは、SNSの台頭だろうか?ちょうどそのころから、ソーシャルなネットワーク空間が解放され始め、様々なサービスが出てきたころでもあった。
ただ、もう一度あの頃に戻りたいかと問われても戻りたくはない。なぜなら、今もあまり変わっていないように思えるからだ。