暗号資産は便利かもしれないが、それは老後の資産形成には向いていないだろう。私は、それは地球通貨だと思っている。
これは、かのテスラCEOであるイーロンマスクが放った言葉である。記者に質問されて、こういった回答が返ってくるのは、ドージの父らしくないと思った、しかし、それは確かにその通りだということを私は思い知った。
なんと、暗号資産が「ホットウォレット」からすべてなくなっていたのだ。それは正直少額ではなかったため衝撃であった。
おそらく原因は「秘密鍵の流出」らしく、ブロックチェーン上での取引において、秘密鍵が知られた以上、それを取り締まる方法は今のところない。つまり、秘密鍵を知られた瞬間に「終わり」である。こんなことは、大半のクリプトホルダーは常識だと思うのだが、とはいえ、私自身秘密鍵を知られてはいけないことは「知っていた」はずだが、軽視していた。
そして、それは以前から言われていた「コールドウォレットへの保存」こそが、唯一の解消手段である。今のところは。
マウントゴックスについ最近の取引所流出事件など、取引所にあずけているからといって安全だとは限らないらしい。
資産の大半をクリプトで運用しているホルダーには、部屋のWifiをVPNにつなぐなどの工夫も行っているという。確かに、ホットウォレットを扱うならば、そのくらいしたほうがいいかもしれない。
DYORな暗号資産の世界では「参加する」かしないかは、すべてDYORによって自己責任化してしまう。このシステムは非常に厄介だと思うが、なんせ「自分で秘密鍵を完全に管理しなければならない」からで、もっと安心安全なシステムが構築されないかとは思ってはいる。
しかし、自由と責任は紙一重であるから仕方ないのかもしれない。
そして、コールドウォレットを手にした。