何かしらに取り組む場合、目的をもって行うほうが効率よく進めることができます。そして、それは現実的であるほうが、より良いとされています。では、目的をもって取り組むとした場合、それはどのような内容がいいのでしょうか。
例えば、世界征服したいという野心があった場合、最終的な到達目標は世界征服になります。それが何によってなされるのかはわかりませんが、例えばニューヨークを訪れることがそれにあたるとします。
ニューヨークを訪れるという非常に現実的なことを達成すれば、世界征服をしたことになるので、この場合非常に戦略的に目的に向かうことができます。とはいっても、このような目的を達成することそのものに、達成していいのかどうかを考えることは重要かもしれません。
あまり大きすぎる目的は、それを達成する前に忘れてしまうからです。目的といっても、世界征服や大統領になることを掲げる必要はなく、イラストを完成させるとか、1週間後に近場に旅に行くでもまったくもって差はありません。
そして、それはできるだけ「自由なこと」を目指すべきなのではないかとも思ったりします。とはいっても、自由であることにはマイナスな一面もあります。
自由を得るために勝負にのめりこむことは一興かもしれませんし、エネルギッシュで素晴らしいことです。しかし、最終的にそれが反動として帰ってこないような措置を取っておくのも重要といえます。
向上心を持つよりも、野心を持っているほうがいい時はありますが、結局どちらも持っておくのがベストかもしれません。