
ChatGPTが話題になってからすでに半年くらいたったのではないだろうか?少なくとも非常に時間が過ぎたということは確かである。そして、私自身使い始めてから長いこと時間がたったと思っている。

そして、このタイミングでChatGPTのメリットとデメリットをはっきりと明確化しておきたいと思った。
まずはChatGPTのメリットである。それは何より無料でAIを使えることが一番大きい。そして、簡単に無知な話題にも首を突っ込むことができ、何も知らない漫画の内容も、文章さえあれば知ったかぶりすることができる。これはとんでもないことである。
上記のような破壊的メリットが存在する一方でデメリットもしっかり存在する。それは書きたい記事や狙ったコントロールが難しいということだ。AIを自分の体の一部のように使いこなすほどのスキルがないためか、まだ自分で書いたほうがよくない?と思うシーンは少なくない。この悩みこそがChatGPTの利用判断を迷うところである。
もちろんそれはあくまでも今の話であり、Bardが解禁された現状において、そっちを多用していくという選択もできる。とはいえ、AIを使うということには変わりはなく、そのうえ自分のやりたいこと、書きたいスタイルを貫けるかといえばそうではない。
頭で考えて記事にするのが基本的なライティングのスタンスではあるものの、それらをいったん忘れてAIに合わせる必要がある。これを考えるとプロンプターとそれ以前の役割を担っていた労働的作業は全くもって視点を別にする必要があるのではないかと考えざるを得ない。もはや、誰もが藤井壮太氏のようにAI相手に従来のゲームをこなす価値観の変換を行わないといけないのかもしれない。
あと、ほかに挙げられるのがAI絵師問題である。これに関しては中国などで問題が火を噴いているものの日本にその影響が非常に強く出ているかというと、あまり報道されていない気もしている。しかし、日本においてもPixivにおけるポリシーの変換などがあり、徐々にAI絵師、AI画像生成に対する風当たりは強くなってきているように思える。
最初は自由にやったほうがイノベーションにつながるというスタンスで世間的には認識されていたものの、AI絵師の増加とそれに伴う非AI絵師の失業問題への懸念が増大し、両陣営で明らかなる対立ができている。
これを引き目で見れば、どう考えても問題が長期化すれば何かしらの規制がAI側に入るだろうし、おそらくAIの発展はとどまることはなく、依然として非AI絵師が折れることもないだろうからより厳しい規制がAI画像生成にかけられる可能性は高い。










