CurveがzkSync 2.0と統合

Will Macfie

zkSyncの各コンテンツにご参加ください。
学びながら参加できるCrew3クエストも実施中です。

Matter Labsでは、個人の自由の向上こそが、暗号分野が世界規模でポジティブな変化を促進する最も効果的な方法であると確信しており、zkSyncは、この信念を念頭に置いて作られました。つまり、イーサリアムをスケーラブルかつアクセス可能にし、大規模な自己主権を可能にするということです。これは、Web3の長期的な弾力性、関連性、安定性を確保するために不可欠なステップとなるものです。

「私たちの長期的なミッションは、デジタル経済への自己主権的な参加、つまり自分のデジタル資産の真のコントロールの維持を、世界中の誰にでも手の届くものにすることです」
Matter Labs共同創業者兼CEO Alex Gluchowski

このビジョンの実現のためには、暗号分野は閉じたエコシステムであってはなりません。参加を妨げる障壁を取り除くことで、アクセス性を高める必要があります。ユーザーは、アクセシビリティやセキュリティを犠牲にすることなく、自身の選んだ方法でデジタル資産や経験を管理する自由を持たなければなりません。過去数週間の出来事は、分散型金融（DeFi）がWeb3スペースの長期的な未来を確実にするために不可欠であることをこれまで以上に実証しています。

今週は、CurveのzkSync 2.0メインネットへの統合を発表できることに興奮しています。彼らの主要な自動マーケットメーカー（AMM）は、CurveのDAOによって運営され、ERC-20トークンの間で高い流動性、低いスリッページ、低い手数料の取引を提供するCurve独自の数式に依存して、何百もの流動性プールを立ち上げてきました。Curveのネットワークでは、1日の取引量が常に1億ドルを大きく超えており、現在までに35億ドル以上の預け入れを行っています。

私たちは、Curveと協力して、グローバルな暗号へのアクセスの夢をより多くの人々にもたらし、zkSync 2.0プラットフォームのスピード、スケーラビリティ、セキュリティの力をDeFi空間全体でさらに多くのエンドユーザーと共有できることをうれしく思っています。Web3の回復力と安全性を長期的に確保するためには、これまで以上に、ユーザーが信頼できる分散型プロトコルで自身の資産管理を行うことが不可欠です。

「zkSyncは、EVM互換のレイヤー2ソリューションとしてイーサリアムのスケーリングの問題を解決しました。彼らのプラットフォームで信頼できる、低ガスでユーザーフレンドリーなアプリケーションを作ることが今から待ち遠しいです。」
Curve Finance CEO Michael Egorov氏

Curveの詳細は以下をご覧ください：

Curveについて

Curveは、イーサリアムやEVM互換チェーン上のAMMとして広く知られています。元々は効率的なステーブルコイン取引のために設計されましたが、現在は揮発性の高いペアもサポートしています。

Curveは、独自の低スリッページ、低手数料アルゴリズムによって、相関性のある暗号通貨間だけでなく、相関性の低い資産間の取引も可能にします。

既に主要なステーブルコインの流動性プールをサポートしており、プロトコルはマルチチェーンで利用可能です — Ethereum、Arbitrum、Aurora、Avalanche、Celo、Fantom、Kava、Gnosis chain、Optimism、Polygoni、Moonbeam、そしてまもなくzkSync 2.0で利用できます。

今後のzkSyncにご期待ください！

zkSyncについて

zkSyncは、ZKロールアップを採用し、最新のシンプルなゼロ知識証明を活用することで、基盤となるブロックチェーンのセキュリティ特性を保持するレイヤー2スケーリングソリューションです。

zkSync v1は、2020年7月からイーサリアムのメインネットでライブ配信されている決済用のZKロールアップであり、多くのプロトコルやウォレット、dappsに採用され、4M以上のトランザクションを実現しました。

zkSync v2は、EVM互換とコンポーザビリティを維持した汎用スマートコントラクト用のZKロールアップです。テストネットには現在、DeFi、NFT、ゲーム、DAO、取引所、オンランプ、ウォレット、デベロッパーツール、データ分析などのプロジェクトから150件以上の参加登録があります。

zkSyncの各コンテンツにご参加ください。
学びながら参加できるCrew3クエストも実施中です。