LiveSpaceが実現するクリエイターフレンドリーな世界

LiveSpace Japan

By Amy DeYoung：INFLUENCER掲載の元記事

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LiveSpaceの共同設立者Spenser HyunとTodd Nelsonは、ミュージシャンやクリエイターを対象とした無料のライブストリーミング・プラットフォームを構築しています。

このインタビュー記事では、小規模なクリエイターの活動と発掘を支援するLiveSpaceのミッションと仕組み、多角的なマーケティング戦略についてお伝えします。
 

Spenser HyunとTodd Nelsonについて

Spenser氏とTodd氏は、無料のライブストリーミングと、クリエイターの発掘を支援する革新的でユーザーフレンドリーな仕組みを提供する次世代プラットフォームである「LiveSpace」の共同設立者です。

Spenser氏は、4歳からピアノを始め、ノースウェスタン大学音楽院でピアノを学びました。大学卒業後、音楽ビジネスのためにロサンゼルスに移り、音楽業界のニーズを学びました。

Todd氏は、マーケティング・コミュニケーションやブランド戦略、クリエイターやアーティストの支援にバックグラウンドと情熱を持っています。

「自分のスキルや能力が、人々（クリエイター）を助けたいという情熱とうまく結びつく、自分にとって本当に情熱的なプロジェクトだと考えています」と話しています。

一方、Spenser氏は、彼の友人であるミュージシャンやアーティストの多くがあっという間に収入を失い、夢を諦める姿を目の当たりにしました。

「彼らは既存の配信プラットフォームに生き残りの道を見出そうとしていましたが、その仕組みは、彼らが既に有名な存在でない限り収入を得ることはできないものでした。」

LiveSpaceは「新進気鋭のクリエイターが抱える課題を解決するにはどうしたらいいか？」という問いに対する解決策として開始したことをSpenser氏は語っています。
 

LiveSpaceのはじまり

既存のプラットフォームがクリエイター収入から50％以上を徴収している中で、両氏は「クリエイター収入を拡大するビジネスモデル」を確立することに注力しました。

また、他のライブ配信サービスには、設定の複雑さや洗練されていないデザインによってブランドやクリエイターにとってあまり魅力的ではないものになっています。そのため、LiveSpaceではソーシャルディスカバリーやデザイン、ユーザーフレンドリーなインターフェースに注力しています。

「LiveSpaceは、個人のエンゲージメントとインタラクティブな体験、世界中の新規フォロワーにリーチする能力に焦点を当てた設計がされており、それを一般人向けのプラットフォームとして落とし込むことに取り組んでいます。」Spenser氏はこのように語っています。

またTodd氏は「ミュージシャンをはじめとする、あらゆるタイプのクリエイターに門戸を開いていくという方針の決定は、初期の段階で固まっていました。」と続けました。

ミュージシャンをはじめとする、あらゆるタイプのクリエイターに門戸を開いていくという方針の決定は、初期の段階で固まっていました。

確かにスペンサーの音楽のバックグラウンドもあり、そこに本当の必要性があることがわかったので、焦点はミュージシャンにあります.

LiveSpaceは、全てのクリエイターやミュージシャンに特化した仕組みを採用しています。LiveSpaceを利用した場合、クリエイターは85%の収益分配を受けることができ、これは他の多くのプラットフォームと比べてはるかに高いものです。
 

LiveSpaceのミッション

LiveSpaceの最大のミッションは、「従来のコンテンツの参入障壁の高さから締め出されていたクリエイターに、収益化へのアクセスを提供すること」にあるとSpenser氏は指摘します。

YouTubeやTwitchには、クリエイターが一定のフォロワー数や再生回数に基づいて参加資格を得るパートナープログラムが存在します。これによって、フルタイムの仕事をしながら音楽やその他の配信活動に取り組む一般人にとっては、収益化は不可能なものと感じらていました。

LiveSpaceは、カメラとマイクがあれば誰でもすぐに始められます。

他のライブストリーミング・プラットフォームのように、ソフトウェアをダウンロードしたり、高価な機器を購入する必要はありません。パートナープログラムも存在しないため、規模に関わらず誰でも収益化が可能になります。

LiveSpaceは、次世代の分散型トランスコーディング・ネットワークによって高解像度によるストリーミングコストを大幅に削減することによって、クリエーターに高い収益率を提供することが可能となっています。

LiveSpaceのユーザーフレンドリーな作りについて、Todd氏は「ワンクリックでプラットフォームでのストリーミングを開始することができます。それに加えて、よりプロフェッショナルなアプローチをとるクリエイターには、他の機材をプラットフォームに接続して、より高品質なオーディオ及びビデオ環境をストリーミングできる非常にシンプルな拡張性を提供します。」と語っています。

LiveSpaceは、コミュニティがライブストリームの発見をしやすくなる、TikTokのようなユーザーフレンドリーなUXをホームページで提供します。これは、単純な検索方法では露出されないミュージシャンやクリエイターをサポートすることにも繋がります。

これは、次のような考え方を打ち消すものだと、Spenser氏は言います。

「クリエイターは、日々長時間かつ頻繁な配信をしなければならないと思っています。なぜなら配信し続けていないと新たなフォロワーに見つけてもらえないからです。または、検索からのリーチが増えないといった悩みもあります。この点においてLiveSpaceでは、Twitterのようなソーシャルメディアの要素も組み込んでいます。」

パンデミックは音楽業界をどう変えたのか

コロナによるパンデミックは、ほぼ全ての産業に大きな影響を与えましたが、特にストリーミング・プラットフォームは、人々の対面での交流を補うために、その需要を飛躍的に高めました。実際に、多くのストリーミング・プラットフォームが、パンデミックの間に、大規模なコンサートやライブ、対面式イベントをオンラインで再現する取り組みを始めました。

しかし、Spenser氏はこう語ります「ストリーミング・プラットフォームでは多くのバーチャルイベントが開催されました。しかし、このようなイベントで成功をおさめたのは、その業界において上位1％に属する極めて少数のミュージシャンやクリエイターだけでした。」

つまり99％のクリエイターは、フォロワーが少なく、ハイテク機器や複数のカメラを利用できないため、このような大規模イベントを開催することができなかったのです。

マーケティング戦略

LiveSpaceでは、ターゲット広告、マルチチャンネルによるプロモーションなど、クリエイターへのシンプルなアプローチによるマーケティングプランを立てており、同時にストーリーテリングもマーケティング戦略の大きな柱となっています。

Todd氏はこのように話しています。「現在、ストリーミングの開始に向けて既に数千人がウェイティングリストに待機していますが、その多くは、ウェイティングリストにいる他の人たちから紹介されたものです。「なぜLiveSpaceなのか？」についてネットワークの力を借りて、有機的に広めていく手法をとっています。」

最後に

Spenser氏とTodd氏に「自分たちの目標とクリエイターへのアドバイス」について尋ねると、次のように答えました。

Spenser氏「私の目標は、LiveSpaceを、クリエイターがファンに向けてストリーミングやライブパフォーマンスをする時のファーストチョイスとなるようなプラットフォームにすることです。」

Todd氏「クリエイターに伝えたいのは、今自分が使っているものが当たり前のものだと思ってはいけないということです。技術が進歩して、人々の概念が変われば、プラットフォームもまた業界の慣習に縛られることなく変化していかなければなりません。これは、「クリエイティビティとは何か？」という考えに基づくものでもあります。私たちは、この取り組みにおいて可能な限りコミュニティを巻き込んで進めていくつもりです。」

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著者：Amy DeYoung

Amy DeYoungは、インフルエンサーマーケティングとビジネストピックを扱うフリーランスのブログ記事ライターです。経営者である両親の娘として、幼少期からビジネス分野に興味を持ち、大学でビジネスの学士号を取得しています。普段は、ノンフィクションやミステリー小説を読んだり、美味しいデザートを作ったり、愛犬と遊んだりして過ごしています。

LiveSpaceは、クリエイターによる、クリエイターのための、次世代ライブストリーミングプラットフォームです。

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