Ocean Protocolには助成金プログラムやShipyardプログラムなど、個人や組織への資金調達の機会を提供しています。ご興味のある方は、ぜひこちらからDMをお送りください。
Directimoは、Ocean Protocolコミュニティのための汎用的なオープンソースデータアグリゲーションシステムに焦点を当てています。
Directimoは、プロテック業界向けに検証済みプロパティのデータベースを作成するプロジェクトであり、Oceanでオープンソースのweb3ソリューションの構築を目指す起業家のための助成金プログラムであるShipyardの最新の助成対象プロジェクトです。
Directimoは、誰でもがあらゆる公開ウェブサイトから価値あるデータを収集できるオープンソースの解析システムを開発しており、各サイトからデータを抽出するツールを開発することで、世界中のウェブサイトのスクレイピング基盤を提供することを目的としています。このソリューションによって、複数のサイトから並行してデータを抽出するために開発者が必要とするプログラミングの知識を最小限に抑えることが可能になります。
このようなデータは、市場からの洞察に活用することができます。例えば、このツールを使って不動産会社から日々のインプットを収集し、競合から価格/商品説明、カテゴリー、ブランド情報などの商品データを抽出し、データをプロットして新しいトレンドを発見し、レポートを作成するといったことが可能となります。
「Directimoが構築しているデータ解析ツールは、Ocean Shipyardにとって素晴らしい適合性を持っています。DirectimoのツールはOceanコミュニティ全体が利用でき、Oceanへの高品質なデータの搭載をサポートすることができるでしょう。」
−Ocena Ptrotocolのエコシステム&パートナーシップ担当Sheridan Johns氏
「ウェブスクレイパーは、通常ブラウザでウェブサイトを訪問することでしかアクセスできない情報やデータを自動的に収集します。これを自律的に行うことで、ウェブスクレイピングスクリプトは、データマイニング、データ分析、統計分析など、様々な可能性を切り開くことが可能になります。基本的なコンピュータの知識があれば、誰でもオープンソースプロジェクトのクローンを作成し、ウェブから情報収集するために、ウェブ解析とデータ集計の旅を始めることができるのですます。」
−DirectimoのCTO Alexandru Dan氏
このプロジェクトでは、Python、Redis、Kafkaなどの先進技術を採用し、分散型オンデマンドスクレイピングクラスターを構築していく予定です。目標は、URLを待機中の多くのスパイダーインスタンスに分散させることで、そのリクエストはRedisを介して調整されます。
分散システムを使用する利点は、スパイダー間の通信を可能にし、フローを生成することです。例えば、ページングされたリストからタイトルを取得したい場合、2つのスパイダーを使うことができます。1つは各ページを開き、もう1つのスパイダーにタイトルを取得するよう指示します。また、Kafka Directimoを使用することで、各リクエストのステータスを追跡し、設定に不具合がある場合はトリガーすることができるようになります。
主要目標は、カスタマイズ可能なスパイダーを作り、ユーザーが自分で書けるようにし、最終的には将来のオーケストレーションの道を開くことです。必要なデータは全てデータベースにエクスポートされ、ユーザー向けに特定のレポートを作成することができます。これを活用して、グローバルレベルで拡張可能な不動産モデルや、4倍優れたコンバージョン、リードナーチャリング、購入者アドバイスサービスのためのマーケティングツールを統合したプラットフォームをさらに促進することができるでしょう。
Ocean Protocolで何か価値あるものを作りたいと考えている情熱的な個人またはチームにとって、Shipyardプログラムは夢のプロジェクトをスタートさせ、新しいデータ経済のパイオニアとなる絶好のチャンスです。
Shipyardの次の候補者の募集は、9月15日に開始されます。詳細は、https://oceanprotocol.com/shipyard をご覧ください。
Ocean Protocolのミッションは、世界に広がるWeb3データエコノミーを始動させ、データの所有者が持つべき権利を取り戻し、人々がデータから本来得られる価値をもたらす世界を構築する事です。
データは新たな資産クラスであり、Ocean Protocolはその価値を引き出します。データの所有者と消費者は、Ocean Marketアプリを使用して、安全でプライバシーが守られた方法でデータ資産を公開、発見、消費できるようになります。
Ocean Protocolのデータトークンは、データを「データ資産」に変えます。これによりウォレットや取引所、その他のDeFiツールを活用して、データウォレット、データ交換、データ協同組合を実現します。プロジェクトは、OceanライブラリやOCEANを自分のアプリで使用し、Web3データエコノミーの推進に貢献していきます。
トークンとしてのOCEANは、データへのステークやデータの売買、ガバナンス投票などに使用されます。トークンの供給は、短期的な成長と長期的な持続性を促進するために時間をかけて分配され、利用量の増加に応じて増加するように設計されています。
詳しくはoceanprotocol.comをご覧ください。
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