こんにちは!
ALIS 新参者のしもおかです.僕自身はブロックチェーンや仮想通貨などについては全くの素人です.しかし,気づいたら友人がどっぷりハマっており,その影響で僕もこの世界に迷い込んできました(笑).大学生活の中で僕が経験した面白いことをブログ感覚で発信できればいいなと思っています.
...とまあ自己紹介はこれくらいにしといて,記念すべきアリス初投稿のテーマは...
はい,バカですね.分かってます,それでいいんです.
タイトルにもあるのですが,僕は去年の夏休みに下宿先の横浜から,自転車で北海道の宗谷岬(日本最北端)まで行ってきました.
今回は,この旅をやろうと思った経緯,道中での出来事,旅を通して学んだことについて書きたいと思います.半年以上前の出来事ですが,昨日のことのように鮮明に覚えているのでかなり長いこと語ります.よろしければ最後までお付き合いください!
2019年7月
大学3年の夏休みを目前に控えていた僕はこんなことを思っていました.
謎の野望に燃えていましたね(笑).大学3年ということもあって,まとまった時間が取れるのはこの夏休みが最後のチャンスだと焦っていたのだと思います.
またその頃は,それまでの大学生活を振り返った時に,特に頑張ってきたことも,打ち込んでいたものも無かったので,こんな大学生活でいいのかと自問自答する日々を送っていました.
大学生は良くも悪くも,非常にフリーだと僕は思います.様々なことに挑戦できるこの期間を,充実させるもさせないも自分次第です.
このままでは一生に一度の大学生活が,ただバイトだけして過ごした面白みのないものになってしまう,という危機感を抱いていました.そこで,普通の人ならやらないような,「頑張った」と胸を張って言える大きなことを成し遂げようと必死になっていたのです.
...少し大袈裟に語ってしまいましたが,何か一つ,武勇伝のようなものを作りたかったのだと思います.
そしてその『すっげえこと』としてこのアホな旅を思い立った理由はもう一つあります.それは,その年の4月にある大きな買い物をしたことです.
そうです,旅のお供となるチャリンコ(ロードバイク)です.こいつ↑,いくらしたと思いますか?
2万じゃないです20万です.
当然ですが,20年間生きてきた中で1番のでかい買い物でした.
ロードバイクを買った理由は,当時ハマっていた漫画「弱虫ペダル」の影響です.読んだことがある人は分かると思いますが,めちゃくちゃロードバイクが欲しくなります(笑).それまでのバイト代を全て注ぎ込んで,半ば勢いで買ってしまいました.
大きな決断をするときは,勢いも大事ですよね!
そうして念願のロードバイクを手に入れた僕は,せっかくだからどこか遠くへ行きたいなあと常々思うようになりました.そこで目的地として北海道を選んだのは,涼しさを求めて北へ向かおうと思ったからです.また,北海道に友人が住んでいるので,そいつの家に遊びに行く為でもありました.
この様な経緯で自転車で北海道を目指すという一大プロジェクトが始まったのです.
一人作戦会議
書きそびれていましたが,この旅は一人で行きました.一人の方が身動きとりやすいですからね!そもそもこんな馬鹿げた旅に付き合ってくれる友達は僕の周りにはいませんでした(笑).
僕はバドミントンを10年以上やっていたので,体力には自信がありました.しかし,流石に無計画で飛び出しては途中で野垂死ぬと思ったので,綿密に計画を練りました.
何か大きなことをするための計画を立てている時って,最高に楽しいですよね(^^)
授業中にコソコソ書いていた計画のメモがあったので載せておきます↓
この旅のために確保できた時間は全11日間です.11日で横浜と日本の最北端を往復しなければなりません.往復の全行程をチャリで行くのは流石に厳しいと感じたので,帰りは北海道から茨木までのフェリーに乗ることにしました.それでもなお,1日に150 km近く進まなければならない計算です.平均速度を20 km/hとすると,7~8時間は自転車に跨っています.
うん,行くしかない.細かいことは行ってみてから考えよう.
このくらいの軽いノリで考えていました.もちろん,自転車についての知識も素人なので不安要素は多々ありました.しかし,問題は生じてから考えようという結論になりました.リスクマネジメントも大事ですが,土壇場で問題解決する能力がこれからは必要かと(笑).そこからは日本地図との睨めっこです.程よい距離に存在するなるべく大きな都市をピックアップし,1日ごとの大まかなゴールを設定しました.
あと事前に解決しなければならないものは,宿問題です.野宿という選択もありましたが,テントなどの各種装備を揃えるのも,持ち運ぶのも大変だろうと思い野宿は避けました.少し怖いですし(笑).そのため,初日の宿だけ事前に予約し,あとは旅を進めながらその都度探すことにしました.
こんな感じで大体の作戦をたてました.徐々にビジョンが見え始め,ワクワクとドキドキで眠れない夜も少なくなかったです.
あとは体調管理に気を付け,雨が降らないことを祈るばかりです...
2019年8月15日(出発前日)
出発前日,買い物から帰路に就こうとすると,大学の先輩にばったり会いました.先輩は,人づてに僕が自転車で北海道に行こうとしていることを聞いていたらしく,
ある二つのアイテム(後ほど分かります)
を貸してくれました.その方もロードバイク乗りだったので,色々アドバイスをくれました.
この出来事が無ければ,この旅は成功しなかったのではないかと思います.
...出発は翌朝5時です.22時には就寝しました.
2019年8月16日 5:00
時は満ちた...
Part 2に続きます!