どうもこんにちは。
暑すぎて外出できない新米心理カウンセラー・あぶです。
昨晩、ビットコイン(BTC)の価格がまた下落しましたね。ここ数ヶ月、上げては下げを繰り返す市況が続き、「またか」「もうやだ…」と悲観的になっている人も少なくないのではないでしょうか。
そこで今日の記事では、どんな時でも「悲観思考」にならず、常に「楽観思考」でいる方が良い、ということを科学的にご紹介したいと思います。
楽天思考とは、何事も肯定的に受け止め、考えることが楽しく、結果として心のどこかが満足しているような考え方のことをいいます。
楽天思考が悲観思考よりも良いのはなぜなのでしょうか?
人間の考えていること、意識していることが、すぐ体に反応するからです。
楽しいことを考えていると、快感ホルモンが脳内に分泌され、いい気分になります。快感ホルモンが出ている時は、体の調子もいい。快感ホルモンは免疫力を上げ、老化を防止してくれます。
これに対して、悲観的な思考にとらわれていると、快感ホルモンとは逆に、緊張した時に分泌されるホルモンが出てきます。このホルモンは免疫力を下げ、老化を促進してしまいます。また生活習慣病の引き金にもなります。
人によっては、単に考え方の相違に過ぎないから「大した違いはないのじゃない」と思われるかもしれませんが、実際にはまったく逆方向へ進んでいってしまうのです。
--『あなたが変わる「口ぐせ」の魔術』
では、楽観的に生きるにはどうすればいいのでしょうか?
著者が紹介する方法の1つが、「口ぐせを変えること」です。
具体的には、「もう」の口ぐせはやめて、「まだ」にすることです。
例えば、財布の中に1000円札1枚しかなかったとします。
その時、「もう1000円しかない」と考えるのではなく、「まだ1000円もある」と考える。これだけで、同じ1000円でもイメージを180度変えることができます。
仮想通貨で考えるなら、「この市況でも、まだBTCは70万円代だ」「まだ過渡期なだけだから、これを期に勉強し直そう」などと楽観視し、前向きに捉えた方が心も体も健康的でいられる、ということです。
そう言われても、なかなか楽天的な気持ちになれない人もいるかもしれません。その場合は、次の3つを口に出して言ってみてください(P171)。
・自分に起きることは、いかなることも自分にプラスになることである。
・自分に起きることは、いかなることでも自分に解決できることである(自分に解決できないことは、自分には起きてこない)
・自分に起きた問題の解決策は、途方も無い方角からやってくる(だから、今お手上げ状態でも決してめげてはならない)
きっと元気が出て、楽観的な気持ちになれるはずです。
※相場には「もうはまだなり まだはもうなり」という格言があります。
もう底だと思えるような時は、まだ下値があるのではないかと一応考えてみなさい。反対に、まだ下がるのではないかと思う時は、もうこの辺が底かもしれないと反省してみてはどうか――という意味です(相場格言集)。
本記事で伝えたいのは、あくまで楽観思考で生きていくことの有用性であって、決して、今から価格が上がる(あるいは下がる)ということを示唆しているわけではありませんので、あしからずご了承ください。
ではまたー。
【PROFILE】
あぶ(新米心理カウンセラー)
滋賀県生まれ。修士(公共政策)。2018年、心理カウンセラーの資格を取得。書籍を年間約200冊読み、ブクログでレビューを書いている。LINEスタンプも不定期に作成し、販売している。