どうもこんばんは。新米心理カウンセラー・あぶです。
今回は、「ハロー効果」と「デビル効果」をご紹介します。
手近な情報による誤謬と関連したミスに、「ハロー(後光)効果」がある。目立った特長があると、それに引きずられて、他のことまで良く見えてしまうというものだ。
男女を問わず、容姿が良ければ、知的で、器用でユーモアのセンスがあると見られがちだ。容姿の良さと、これらの資質には何の関係もないが、何もかも優れていると思われてしまう。
逆に、「デビル(悪魔)効果」と呼ばれるものもある。何か目立った欠点があると、その人全体の評価が下がってしまうのだ。
私たちはこれらの効果でバイアスのかかった判断をしていても、多くの場合、気づいていない。
このハロー効果とデビル効果。人を判断する時だけでなく、仮想通貨の銘柄を評価する時にも陥ってしまうものだと思います。
例えば、情報収拾している中で、優れた特徴(AIやIoT、トランザクションの問題を解決する、等々)を持った銘柄を見つけたとします。その優れた点に惚れ込むあまり、プロジェクトの内容や運営チームの能力なども、本来の実力以上に評価してしまう恐れがあります。
また、欠点(運営チームが頼りなかったり、ロードマップが若干不明瞭だったりすること)にとらわれるあまり、辛口すぎる評価を下してしまう場合があるかもしれません。
今後、有望な投資先を探す時には、
「自分はハロー効果(またはデビル効果)に陥っていないだろうか」
と、自分に問いかける時間を設けるといいかと思います。
【PROFILE】
あぶ(新米心理カウンセラー)
滋賀県生まれ。修士(公共政策)。2018年、心理カウンセラーの資格を取得。書籍を年間約200冊読み、ブクログでレビューを書いている。LINEスタンプも不定期に作成し、販売している。
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