どうもこんばんは。
新米心理カウンセラー・あぶです。
今日の記事では、昨日(【072】世界150カ国調査でわかった“幸福の要素”とは?)に引き続き、「人の幸福を決定する要素」をご紹介します。
①仕事の幸福/②人間関係の幸福/③経済的な幸福/④身体的な幸福/⑤地域社会の幸福
この中から、「②人間関係の幸福」を詳しくみていきます。
これまでの人生で印象に残っている出来事や体験を思い返すと、そこには共通点があるはずだ。それは「自分以外の誰かの存在」だ。最もうれしい瞬間も、最もつらい瞬間も、そこには誰かが関わっていたはずである。
私たちは、人とのつながりが、どれほど自分の人生への影響があるかを過小評価しがちだ。だが、周囲の人との人間関係が与える影響は大きい。
友達が喜ぶ姿を見ると自分まで幸せな気分になるし、いらだつミーティングが続いた後に帰宅すると、イライラした気分は配偶者にまで伝染する。
—— 『幸福の習慣』
本書では、ハーバード大学が1万2000人以上を対象に、30年以上にわたって追跡した研究を紹介しています。
その研究によると、家族や友人が幸せを感じていると、幸せを感じる可能性が15%高まる。そして、年収が1万ドル(約110万円)増えても幸福度は2%しか増えないそうです。研究者は「幸せになりたいなら、収入を増やすより、家族や友人との関係を強める方が効果的」だと結論付けています。
この研究結果が確かなら、仮想通貨でがっつり稼ぐよりも、家族や友人が幸せになることを積極的に行うことが幸せへの近道、と言えるかと思います。
もし、「幸せになりたい!!」と強く思った時には、周囲の人に手を差し伸べて見てください。「情けは人の為ならず」の諺の通り、まわりまわって、あなたの元に幸せが訪れるはずです。
ではまたー。
【PROFILE】
あぶ(新米心理カウンセラー)
滋賀県生まれ。修士(公共政策)。2018年、心理カウンセラーの資格を取得。書籍を年間約200冊読み、ブクログでレビューを書いている。LINEスタンプも不定期に作成し、販売している。
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