どうもこんばんは。
最近、Macで絵文字入力ができることを知ってテンションが少し上がった、新米心理カウンセラー・あぶです🐵
(ちなみに、Control + Command + スペースの同時押しで入力できます)
仮想通貨の市況が相変わらずどんよりとしているので、今日の記事では、以前にもご紹介した『笑いの治癒力』から、辛さを乗り越える方法を1つご紹介します。(過去記事はこちら→【006】あなたは今、笑ってますか?)
次の言葉を、かみしめるように読んでみよう。
不幸、不安、不愉快、憂鬱、失望、絶望、辛い、悲しい、うんざり、最低…。
では、次を読んでみよう。
嬉しい、楽しい、幸福、笑い、愉快、陽気、颯爽、うきうき、素敵、最高…。
初めのグループを読んだ時と、後のグループを読んだ時では、気分はどう違うだろう?
よく言われるように、「人間とはその人が考えていることに他ならない」というなら、人の心を暗くする物事に対して別の捉え方をしたり、呼び方を変えたりすることは大切なことではないだろうか。
--『笑いの治癒力』
言葉は、私たちの行動を大きく左右します。気持ちを下げる言葉でも、別の呼び名を与えると、それに対する見方が変わります。
同書では、例えば、リタイアの定義は「退職して家に引きこもる」ではなく、リ・タイア、すなわち「車のタイヤを取りかえて、どんどん外へ出ていく」と変えることで、年を取ることのネガティブなイメージを払拭しています。
また、「シニア市民」という呼び名は、「ヴィンテージ・パーソン」(VP)と言い換えています。人も年を重ねることで、年代物の極上ワインのように、年月とともにますます香り高くなっていくという意味だ。
この法則に当てはめて考えると、日本ではシッ○コインを「草コイン」と言い換えたのは素晴らしかったと思います。その中身は置いといて、言葉を使うあるいは聞く側の心は、以前のものより明るいものになっているはずです。
ALISなどで情報発信する時にも、今の市況だからこそ、「不安」「絶望」といった言葉を使わず、「楽しい」「最高」などの言葉を用いてみてはどうでしょうか。そうした言葉を使うことで、心も行動も今よりポジティブなものに変わっていくかと思います。
ちなみに。ある研究によると、「あなたはユーモアのセンスがいいですね」と褒められると、たとえそれがただのお世辞でも、その人はますます積極的に滑稽なことを言ったりしたりするようになるそうです。
なので、場の空気や雰囲気を和ませようとしている人には、温かい言葉をかけてあげるとよいでしょう。たとえ、内心では面白くないなーと思っても。
ではまたー。
【PROFILE】
あぶ(新米心理カウンセラー)
滋賀県生まれ。修士(公共政策)。2018年、心理カウンセラーの資格を取得。書籍を年間約200冊読み、ブクログでレビューを書いている。LINEスタンプも不定期に作成し、販売している。